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過去のART LABO
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2023年2月4日(土)ディスカッション:「2023年のARTLABO計画! 」


今回はArt Laboメンバー各自が決めた今年の個人テーマを紹介し合いました。

 本年のArt Labo活動テーマは「アーティストを深堀りする(サイトスペシフィックアートをメインに)」に先月決定しましたが、メンバーはこれに沿った個人テーマを決めて今回発表に到ったものです。
●個人テーマ発表

SASのテーマ: 丹下健三。同氏は戦後日本を引っ張ってきた世界的な建築家だがサイトスペシフィックな要素を押さえていたことにも着目して研究したい。                                              

SHI:佐藤可士和。サイトスペシフィックなものとして、同氏の手がけた「ふじようちえん」にも着目しながら進めたい。  

TAK: 彫刻家の北村西望。 同氏の作品が多く見られる「井の頭自然文化園 彫刻園」を訪ねるなどして進めたい。  

OUR: ピカソ。「ゲルニカ」は当時の爆撃に抗議する反戦の絵画だがそれから80年以上たったいまもウクライナ侵攻にみられるように未だ人類は戦争のない世界を構築できないでいる。  

SUZ: 淺井裕介。その土地の土を使って制作、あるいは小学校で子供たちと壁画制作するなど、場所や環境に呼応した作品づくりを実践する作家。  

HAD:ルネッサンス期において、国や地域で作品の傾向がどう違うかを比較したい。例えばフィレンチェとヴェネチアでの作品の違いなど。                                                                             

KIT:吉村順三を検討中。  

KOB:1-3月期の越後妻有の「大地の芸術祭」を訪問し、具体的テーマを検討していきたい。
●個人テーマ発表の後はテーマにあった今年のフィールドワークの案を出しあいました。

SASさん: 
東京ビエンナーレ2023 7〜8月(夏会期):制作風景が見られる 10月(秋会期):完成作品が見られる
さいたま国際芸術祭2023 10/7〜12/10
東京シティビュー:ヘザウイック・スタジオ展 3/17〜6/4

TAKさん:
皇居、日比谷、丸の内周辺の近代彫刻。記念碑的な人物銅像が多いが 一度じっくり鑑賞してみたい。

SUZさん:
「丸の内ストリート」。 近年三菱地所が同エリアのパブリックアートに力を入れてきており都市計画の視点でみるのもおもしろい。
「傍嶋賢」。 Clean& Art Projectとして渋谷のいわゆる迷惑的な「落書き」を消して、新たにしっかりとしたアート絵画を描く活動を実践。そのことで落書きが減ったとのこと。Sustainableな町の発展につながる活動。

HADさん:「六本木アートナイト」 

KOBさん:「大地の芸術祭」。

 ファシリテータの山内さんからは次のような作家や場所も挙げられました。

-霧の彫刻で知られる中谷芙二子
-パブリックアートが多数設置された場所として有名なファーレ立川
-唐招提寺の東山魁夷“唐招提寺御影堂障壁画”

また他メンバーからは、DIC川村記念美術館、江之浦測候所などの話もでました。  
フィールドワークについては、パブリックアートや芸術祭の提案が多かったですが、サイトスペシフィックを考慮するとこのあたりになるのかなと一同納得。
 年間スケジュールとしては5月、8月に中間発表、11月、12月に最終発表(後日確認)、残りはフィールドワークの方向性となりました。メンバーからは昨年の各自の最終発表時間の少なさが課題として提議されました。  

さて、発表された個人テーマは、時代やカテゴリーなどバリエーションに富み、それぞれがどんな研究をされるのかとても楽しみです。自分の研究以外に、他メンバーの研究内容にも刺激されてアートの世界が広がっていく、これがアートラボの醍醐味ですね。来月は早速フィールドワークです。
                                             (佐々木裕一)

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ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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