ART LABO

2026年3月7日(土) フィールドワーク:品川神社+建築倉庫見学

3月のART LABOは、今年のテーマ「 建築」に関連し、フィールドトリップとして寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUMの中の建築倉庫を訪問しました。

まず、同倉庫開館前の時間を活用して、近くの品川神社を訪問しました。

●品川神社
・ 品川神社は、平安末期の1187年に源頼朝が海上交通安全と祈願成就を願い建立され、その後も太田道灌・徳川家康以降代々の将軍により庇護されてきました。

また、明治以降も1868年に明治天皇が勅使を遣わして新都東京の安寧と新国家の繁栄を祈願するなど、終戦まで皇室・政府の特別な保護を受ける神社でした。
・ 神社の入り口の鳥居をくぐり石段を登りきると右手に包丁塚・火消しに関する石碑などがあり、また左手には明治期に築造されたという富士塚がありました。(富士塚は、最後に皆で登りました。)
・ 本殿に参り、能舞台や併設された阿那稲荷神社などを見ました。

WHAT MUSEUM・建築倉庫がある天王洲まで徒歩で移動しましたが、この辺りは、旧東海道品川宿があったところで、北品川商店街には、本陣跡(現聖蹟公園)もありました。

●WHAT MUSEUM 建築倉庫
・ WHAT MUSEUMの建築倉庫は、寺田倉庫が建築・設計事務所などから預かり保管している建築模型のうち、公開の承諾を得たもの800点を展示しています。ディレクターの近藤さんから説明をいただきました。
・ 模型は、建築家の構想用・クライエント説明用・対外プレゼンテーション用などさまざまな目的のものがあり、また、模型自体が時代の建築動向を示すひとつのアートピースでもあります。建築家の思考を具体的に表す点で、特に重要な資料的価値があります。日本はプリツカー賞を最も多く受賞しているなど、優れた建築家が多い国ですが、スペースの制約から模型は一般に展示されておらず、建築倉庫は珍しい観覧機会を得られる場といえます。

●WHAT MUSEUM 建築倉庫


WHAT MUSEUMの建築倉庫は、寺田倉庫が建築・設計事務所などから預かり保管している建築模型のうち、公開の承諾を得たもの800点を展示しています。ディレクターの近藤さんから説明をいただきました。

模型は、建築家の構想用・クライエント説明用・対外プレゼンテーション用などさまざまな目的のものがあり、また、模型自体が時代の建築動向を示すひとつのアートピースでもあります。

建築家の思考を具体的に表す点で、特に重要な資料的価値があります。日本はプリツカー賞を最も多く受賞しているなど、優れた建築家が多い国ですが、スペースの制約から模型は一般に展示されておらず、建築倉庫は珍しい観覧機会を得られる場といえます。

建築構造を理解する上で、模型は重要な役割を果たします。伊東豊雄設計の「せんだいメディアテーク」は、東北のチューブとプレートを溶接して作られた特徴的な構造の公共建築ですが、震災も乗り越えました。近藤さんによれば、設計者と構造設計者(佐々木睦朗)が対等に近い形で向き合い建築物を作り上げていく近年の動向をよく表している例であるということです。

大規模な設計事務所の場合、模型制作は、所内の模型制作部門が担っていたり、外部の専業業者に発注したりすることが多いです。また、所内の若手が担当することもあります。用途に応じ、同じプロジェクトでも複数のスケールで制作されます。一方で、ひとつの模型を設計者自身が何度も作り直しながら構想を固めていく場合もあります。

なお、現在設計はPCで3Dアプリケーションにより行われており、模型が制作され、活用される機会は減っているそうです。しかし、構想中の建築物の実際の姿・問題点を把握するためには、やはり模型を作って確認するのが一番であることには変わりがないという説明でした。

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