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過去の美術めぐり
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2016年11月12日(土) パナソニック汐留ミュージアム 「モードとインテリアの20世紀」展

今回は、パナソニック汐留ミュージアムの「モードとインテリアの20世紀」展を鑑賞いたしました。

美術展といえば、「絵画」や「彫刻」を思い浮かばれる方も多いと思いますが、今回は20世紀のインテリアとモード(服飾)を見つめていくという内容でした。
たまには、こういう視点から時代を見つめてみるのも面白く、絵画作品に描かれている人物や室内装飾などのモチーフの変化も理解できたりと、知れば知るほど興味をそそる、そんな展覧会でした。
いつも会議室をお貸しいただき、鑑賞内容についてじっくりとお話をお伺いできる時間を持てるのも、こちらの美術館での美術めぐりの大きな特徴です。

特に今回は、アートファンでもちょっと難儀な部分であるモード。毎回解説いただいている中村氏のご専門がファッションということもあり、丁寧に布地の作られ方、生地の裁断の仕方やパターンの引き方の歴史的な変容についても
ご解説いただき、形になったものを見るだけではなく、それに至るまでの工程や科学や工業の発達についても理解することができました。
一部撮影可能だった今回の展覧会は、服飾など実際撮影できたのは大変ありがたかったです。
言葉で説明することがとても難しいので、こういったサービスはうれしいですね♪

人間のいろいろな知恵が、凝縮されているといっても過言ではないモードの世界、インテリアも含め、やはり「衣食住」にかかわる部分には、人間が追及した最新の考え方や技術が集結しているものなのだなと、実感できる展覧会でした。
次回は、国立西洋美術館「クラーナハ展」。
「クラナッハ」というほうが聞きなじみの言い方も多いかもしれませんね。
彼にフォーカスを当てた展覧会は、日本では稀有な機会です。

2016年を締めくくる美術めぐりです。
ぜひ皆様のご参加をお待ちしております!               
                                       (ART TRANSIT事務局)
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