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2015年6月13日(土) 国立新美術館 「マグリット展」
マグリットが活躍した時代は「シュルレアリスム」という流れの中にあり、日本でもシュルレアリスムに関連する作品展は毎年いくつか開催されていますが、マグリットだけに焦点を当てた展覧会は、なんと13年振りだそうです。 展覧会で何点かは観たことがある。 名前は知っている。 印象に残る作品だから知っている。 こんな感じの方が多いのではないでしょうか? |
ルネ・マグリット。 そして、シュルレアリスム。 この時代、画家たちが目指した方向性と、マグリットが目指した表現、そして時代の流れなどを丁寧に解説いただいた後で、じっくり鑑賞をしました。 そして、マグリットの作品を見て素直にまず感じる気持ちが大切であるということもお話してくださいました。 マグリットの表現は、頭で考える前に、まず何を感じるかがとても大切であり、そこが楽しいということ。 |
会場は、思った以上に混んでいて、マグリットの人気ぶりが伺えます。 一つ一つの作品から感じるメッセージは、人それぞれかもしれませんし、同じかもしれませんが、マグリットの世界観は人間の根源的な「何か」に対してのメッセージのようなものを感じるものが多かったような気がします。 |
今回ご参加いただいた方の多くのお声として、 一人で観に来てもよくわかんなかったと思うが、解説を聞いて、どのように観たら良いかを理解してから鑑賞したので、今までよりもはるかにマグリットの作品が良く感じた。 じっくり観ても飽きないですね〜。。 なぜ、人気があるのかようやくわかった気がする。 というものでした。 鑑賞のきっかけを掴んだら、いつもよりも何倍も楽しい鑑賞の時間が過ごせる。 美術めぐりはそのような場であることを目指して毎月1回開催しております 次回は、ボルドー展です。是非、一度ご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |