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2024年5月11日(土) ディスカッション:振り返りと次回の行き先、個人テーマの方向性
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はじめに3月4月のフィールドワークの振り返りを行いました。 3月は四谷三丁目の消防博物館を訪問しました。今年の全体テーマの「デザイン」にぴったりな「消防と防災のデザイン展」という企画展を開催していていました。 昔の防火ポスターは言葉のウェイトが多い、火事だけではなく泥棒に注意というのが時代を感じて面白い、ポスターは防火を認識させるのにちょうどいい、などの感想が寄せられました。 |
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常設展で案内の方が消防車について熱く語っていたこと、江戸時代の火消しの纏のデザインの面白さ、江戸時代は早い鎮火よりも身分格式にこだわっていたことなどの話題が共有されました。 | ![]() |
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4月は埼玉県立近代美術館の企画展「アブソリュート・チェアーズ」でした。 こちらは各参加者に好評を博した展覧会でした。単なる「座る」対象としての椅子ではなく、様々な切り口で椅子を取り扱い、いろいろ考えさせられたという感想が多かったです。 椅子の可能性、意外性、幅広さを認識したという意見もありました。 |
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次に個人テーマの方向性や進捗状況についての発表がありました。 ・有機的なデザイン(Ouさん) ・亀倉雄策(Ssさん) ・イタリアのデザイン、メンフィスという集団を中心に(Thさん) ・椅子のデザインかグラフィック 商標、ピクトグラム(Kbさん) ・建築装飾、伊藤忠太(Amさん) ・資生堂のデザイン(Ydさん) ・好きなデザインをピックアップしてその理由をひもとく (Mdさん) ・オーストリアの近代デザイン(Htさん) ・生活の中にあるデザインの役割、数学とデザイン (Fdさん) ・宗教とデザイン(Skさん) ・三越のデザイン(Kwさん・オブザーバー) 具体的に方向性が定まった人、方向転換した人、まだ絞り切れていない人など様々でしたが、どのようにまとまっていくか、今後の展開が楽しみです。 |
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最後に情報提供を兼ねて6月7月の今後のフィールドワークの予定を話し合いました。 メンバーが挙げたものは、世田谷美術館「民芸展」、森美術館「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」、井之頭自然文化園資料館「ようこそデザニャーレ」、21_21 DESIGN SIGHT「Material, or」、アドミュージアム東京「これって広告?!展」、印刷博物館「GRAPHIC TRIAL 2024–あそび–」、パナソニック汐留美術館「ポール・ケアホルム展」、東京オペラシティアートギャラリー「宇野亜喜良展」、東京ミッドタウン・デザインハブ、TOTOギャラリー・間、寺田倉庫WHATMUSEUM「建築倉庫」などです。 山内先生からは早稲田大学演劇博物館「越路吹雪衣装展」、新宿区立林芙美子記念館「林芙美子 著作本の装幀」、お札と切手の博物館の紹介がありました。多数決の結果、6月1日のフィールドワークは井之頭自然文化園、7月6日は印刷博物館に決定しました。 先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。 ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪ |