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2023年8月5日(土)ディスカッション:「個人テーマの中間発表+振り返り」


今回のアートラボは、教室にてフィールドワークの振り返り他を行いました。例年のことですが、メンバーの夏休みなどの予定が重なり、今回は参加者が4名と少ない人数での回になりました。

最初は、フィールドワークの振り返りです。
6月は東急歌舞伎町タワーと岡本太郎記念館を訪問しました。
竹中美幸の《ミラノ座の記憶》は、歌舞伎町タワー建設以前にこの場所にあったミラノ座を題材にしたフィルムを使った作品で、この土地にあることに意義が感じられる作品でした。
篠原有司男の《オーロラの夢》が、タワー1Fのホテル入口内にありました。
篠原氏は「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」時代に新宿で活動してました。本作はボクシングペインティングですが、89歳の高齢で作った本作には驚きの声がありました。  
東急歌舞伎町タワーは新しい建物ですが、上りしかないエスカレーターがあったり、先日ジェンダーレストイレで話題になったビルでもあり、建物として挑戦しているようにも感じられるなど立地の歌舞伎町と合わせ建物談義で話が広がりました。


つづいて、岡本太郎記念館ですが、岡本敏子賞を受賞した三塚新司が《予言者 進歩と調和》について説明をしてくれました。
太陽の塔を中心に、背景にはその時代の出来事などを描いた作品ですが、説明の内容については難しくて、自分にはあまり理解できなかったのが正直なところでした。  

7月の千葉市美術館の三沢敦彦の展覧会についてですが、サイトスペシフィックを意識しつつ見学したのですが、あまりそれを感じられなかったというのが多くの感想でした。
作品はかなり大きな彫刻作品もあり、木の彫刻であれだけの大きさはめったにないと山内さんからお話がありました。このような大型作品を見るのは初めてで、フォルムも含めてファンになったとの話もでました。
各人の研究テーマの中間発表です。 
OH:「アントニ・ガウディ」または「ピカソ」、
SHI:「佐藤可士和」または「新宮晋」、
KO:「クワクボリョウタ」または大地の芸術祭に出展していた女性作家とのことです。
皆さんこれからさらに絞り込んでいくようでした。  
欠席だった方からは次のとおりメールにてテーマが寄せられました。  
HA:ボルタンスキーまたはバンクシー、
SA:石澤久夫、
TA:北村西望  
参加のSUさんは「淺井裕介」がテーマでしたが、早くも本日にレポート発表をされました。
淺井裕介は、マスキングテープによる「マスキングプラント」、現場で採取した土と水を使って動植物を描く「泥絵」、路面標示シートを焼付けて描く「白線」シリーズなどによって作品展開する作家です。
淺井は常に絵を描き続けたい衝動があり、また画材がなくなることの心配もしていました。
そこで思いついたのが現地調達の土や石、水であり、制作は必ず作家が現地に赴いて行うそうです。まさにサイトスペシフィックな作家、作品です。  
SUさんは、本日の発表で終わりではなく、さらに「銭湯の絵」についてレポートするそうです。
最後に情報交換です。参加者は少なかったのですがお勧め情報は多く、このため残念ながら詳細は省き列記します。  
東京ステーション「甲斐荘楠音」展、パナソニック汐留「ルオー」展、東京都美ギャラリー「荒木珠奈」展、国立西洋美術館常設小企画展「美術館の悪ものたち」、天王洲MAKI Gallery「寒川裕人の想像の力 Part1/3」展、池尻大橋OFS gallery「ことばとえの4人」展  
メールからは、SONPO美「山下清」展、渋谷ヒカリエ「ソールライター」展のお勧めがありました。  
また、メールで、長松寺の石澤久夫による襖絵の話があったのですが、教室ではここにフィールドワークに行くのもよいのではという話で盛り上がりました。    
来月はフィールドワークを予定しています。                           (柴ア)

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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