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2023年1月14日(土)ディスカッション:「2022年の良かった展覧会グランプリ決定!」
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今年は「脱コロナ」とはいかなかったですが、ほぼコロナ前のような行動が取れるようになってきたこともあり、1月のプログラムも昨年に引き続き教室で開催することが出来ました。
ですが、引き続きコロナ、インフル。。。と流行っているので、個々に任された対策をしっかりして、今年一年健康で、皆さんと一緒にフィールドワークや教室でアートを楽しめてたらと願っております。 1月のART LABOは恒例の「書記の決定」(一部)と「展覧会グランプリ」です。以下6つについて、各人が2022年の自分のベストを挙げていきました。教室参加できなかった方からは、レポートを頂いてます。 |
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1 ベストミュージアム 2022年内で、行って良かった美術館です。展覧会だけでなく、美術館の施設、雰囲気、サービスなども含 めた総合評価になります。 ・福岡アジア美術館 ・WHAT MUSEUM ・東京オベラシティ・アートギャラリー ・神奈川県立近代美術館 葉山 ・ポーラ美術館 2票 ・熊本市現代美術館 ・十和田市現代美術館 ・大阪中之島美術館 首都圏以外の美術館のラインナップが多くなりました。少しずつ皆さまも色々なエリアに足を運ばれるようになった証かもしれません。 |
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2 印象に残った作品
2022年に観た作品で最も印象に残った作品です。 ・Spring Break Art Show Wild Wander Orchardの作品 ・坂本史織の作品 ・ゴッホ《草地、背景に新しい教会とヤコブ教会》丸沼芸術の森 ・内藤礼の作品 ・李禹煥《応答》 ・上村松園《新蛍》 ・古郡博《みしゃぐち》 ・ゲルハルト・リヒター《ポートレイト》 ・畠山耕治の鋳金作品 ・ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ》2票 3 ベストキュレーション 2022年に鑑賞した展覧会の中で企画や構成が最もよかったと感じたものです。 ・KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022 ・21_21 DESIGN SIGHT「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」展 ・松濤美術館「装いの力―異性装の日本史」展 2票 ・国立西洋美術館「調和に向かって:ル・コルビュジエ芸術の第二次マシン・エイジ」展 ・ポーラ美術館「ロニ・ホーン:水の中のあなたを見るとき、あなたの中の水を感じる??」展 ・熊本市現代美術館 ひびのこづえ「不思議の森に棲む服」展 ・東京国立近代美術館 「ゲルハルト・リヒター」展 ・練馬区立美術館「出会い、120年のイメージ 日本の中のマネ」展 |
4 図録・チラシ 2022年内で、自分が観たり貰ったり、買ったりした図録やチラシの中で最もよかったものです。 ・千葉市美術館「ジャポニスム−世界を魅了した浮世絵」展の図録 ・アーティゾン美術館「ピカソとミロの版画」展の小冊子 ・神奈川県立近代美術館 葉山「マンレイ」展のチラシ ・熊本市現代美術館 ひびのこづえ「不思議の森に棲む服」展の図録 ・東京国立近代美術館「大竹伸朗」展の図録・川崎市岡本太郎美術館 ・小松美羽「岡本太郎に挑むー霊性とマンダラ」展のチラシ ・国立新美術館「ダミアン・ハースト 桜」展のチラシ ・町田市立国際版画美術館「彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動」の図録 5 行ってよかったギャラリー 2022年内で行ったギャラリーでよかった、行く価値があったギャラリーです。 ・柳沢画廊(浦和) ・PARCEL/parcel(馬喰町)3票 ・biscuit gallery(渋谷) ・新井画廊(銀座) ・ギャラリー上田(銀座) ・NADiff(恵比寿) |
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6 展覧会グランプリ
総合的に2022年で、一番よかった展覧会です。 ・東京オペラシティ・アートギャラリー 「ミケル・バルセロ」展 ・千葉市美術館 「ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵」展 ・国立新美術館「李禹煥展」2票 ・東京国立博物館「ポンペイ展」 ・大地の芸術祭2022 布施知子「うぶすなの白」 ・東京国立近代美術館 「ゲルハルト・リヒター」展 3票 ・国際芸術祭あいち 2022 展覧会グランプリは、今年もそれぞれに思い入れのある沢山の展覧会があげられ、断トツ一位というものはありませんでした。 ですが、その中でも国立新美術館の「李禹煥展」2票と、国立近代美術館の「ゲルハルト・リヒター展」3票に絞られました。 この二つで教室の出席者7名で決戦投票をしたところ「ゲルハルト・リヒター展」5票、「李禹煥展」2票となったため、グランプリは「ゲルハルト・リヒター展」に決まりました。 この展覧会は、日本では、16年ぶりとなるゲルハルト・リヒターにフォーカスした大規模個展です。そしてなんといっても、彼の近年の重要作品「ビルケナウ」の日本初公開される、ということで、大変話題を呼んだ展覧会でした。 |
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最後に皆さんから、今後のARTLABOの活動についての希望・提案などを出し合って会が終了しました。 次回のアートラボは、2023年の年間テーマ「サイトスペシフィックなアート(作家)」に関連した「2023年の個人テーマの発表」と「フィールドワークしたい場所の持ち寄り」です。 このテーマにあった展覧会、イベント、その他のご紹介をお願い致します。 (多田野) 先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。 ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪ |