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イベント案内

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2022年8月6日(土)ディスカッション:個人テーマの中間発表 他


8月のARTLABOは、新型コロナ第7波の影響のため、Zoomとリアル両方でのハイブリッドで実施されました。

今回のテーマ「社会環境とアート」に基づき、個人テーマの中間発表を行いました。

メンバーの進捗の様子は下記のとおり。また、その後、9月以降のフィールドワークなどで訪問したい展覧会、美術館を出し合いました。

KOさん)

・中国の社会学に関心を持っている。例えば日本の今のジェンダー観に与えた影響などを探ってみたい。

・藝大(工芸科)生の娘が、「藝祭2022」(9月2日〜4日)に向けて法被と神輿を、中心になって制作している。

・ぜひ皆様にも見ていただきたい。  

TDさん)

・2月のテーマ発表の際は、Chim↑Pomのみを取り上げよう思ったが、変更したい。

・Chim↑Pomの活動はグループ(コレクティブ)としてパフォーマンスすること(作品を作ること)がそのまま生きることに直結しているように思う。そこから派生して、「制作=生きること」というような制作活躍をしているアーティストを取り上げることにしたい。 

・それから最近、いろいろな展覧会で障害者アートが取り上げられている。「STILL ALIVE 国際芸術祭あいち2022」でも障害者によるアート(アールブリュット)に参加している金崎将司を紹介していた。障害者はまさに生きることと制作することが直結しているなと思い、このテーマに決めた。彼も取り上げたい。

・Chim↑Pom、近藤亜樹、金崎将司(アールブリュット)、河原温、を取り上げよう思っている



  YAさん)

・2020年、コロナ禍ギリギリのタイミングで、ケアンズに旅行した。

・そのときに見た、アボリジニのアート作品について掘り下げる。

・アボリジニ:現地では差別的な意味に捉えられる場合がある。

・アボリジニアート:文字を持たない世界の動かせないアート

・ドリーミング/ドリームタイム:時間の概念がない

・ドットペインティング/エクスレイベインディング:狩猟民族の名残

・アボリジニアートの歴史:西洋人がアクリル絵の具とキャンバスを1970年代初頭にアボリジニに伝えたのがはじまり。→そこから彼らのアートが従来の動かせないものから移動が可能なものになり、世界から注目されようになった。

SSさん)

・花田清輝を取り上げる。

・1950年代に活躍した、弁証法、ジャンル横断型、

・戦後の前衛芸術を牽引

・弁証法(:例えば概念と主観など2つの相反するものを両方とも生かし成り立たせる。)について掘り下げる。

・「弁証法」を実践した例(?) 岡本太郎(フランスから帰国後)(対極主義)/芸術研究会/アヴァンギャルド/「夜の会」実験工房

OUさん)

・個人テーマは「国際芸術祭」から変更し、現在再検討中。

・地域と社会環境から絞り込み再度テーマを探し決定したい。  

 HAさん)

・マウリツィオ・カテランを取り上げる。 

・昨年のテーマ「グレゴリー・コルベール」と同様に、作品の制作の背景などを掘り下げる

・1909年に始まったイタリア未来派にも関心がある。         

Aさん)

・今年の個人テーマ「芸術祭」。

・ちょうど瀬戸内国際芸術祭の視察中のため、年末のまとめに合わせて、しっかりと見てきたい。  

NAさん)
・NFTアートについて掘り下げようかと思ったが、調べれば調べるほどわからなくなっているので 現在テーマを再検討中。
・「NFTと立体物のリンク感がしっくりこない理由」などを探ろうかとも。
・今の社会では、NFTは投資感覚  
TKさん)
・視覚障害者の鑑賞への取り組みにフォーカスする。
・ギャラリーTOM:1980年代「触る」
・埼玉県立近代美術館:1990、2000年代「話す」 タッチアートコーナー
・(TKさんが実際に参加しているボランティア):視覚障害者にまず作品の事実を伝え、その上で、いろいろな質問や感想をぶつけてもらう。
・(ボランティアをしてみて思うこと):こんなことまで感じるのかという驚きがあり、健常者は見えることに頼りすぎていることに気付かされた。 視覚障害にも先天的と後天的とでは、反応が全く違う。
・「ヴァンジ彫刻庭園美術館」:2022年クレマチスの丘でイベント「石を触る」 

 SZさん)

・リサーチベースドアート「戦争画」(アッツ島など)藤井光を取り上げる

・「東京都現代美術館」での「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA) 2020〜2022」を受賞した

・山城知佳子と二人が受賞。 二人とも取り上げ方が全く違う。  

SZYさん)

・6月にみた、「新しいエコロジーとアート」展(東京藝術大学大学美術館/The 5th floor)が印象的。

・本展は「長谷川祐子退任記念展」とうたわれていて、同じく氏が東京都現代美術館でキュレーションした2020年の「オラファー・エリアソンときに川は橋となる」展の感動が思い起こされ、今後の個人テーマを「アートとエコロジー」に絞ることとした。

・奇しくも7月のフィードワークで訪れたGYRE GALLERYの「世界の終わりと環境世界」展に通じるものがあり、たとえば、AKI INOMATAさんの作品は芸大美術館でも展示されていた。

・今後、書籍「新しいエコロジーとアート」と美術手帖「新しいエコロジー」を中心に参照しつつ、私たちに求められるこれからのエコロジー観において、アートがどのような役割を担いうるのか考察していきたい。  

GOさん)

・テーマを大人と子どもとしていたが漠然として、自分でまとめられなさそうなため、近代世界の激動の中  活躍して後世に影響を与えた1人「ワシリー・カンディンスキー」を取り上げたい。

・文献も多いし、調べやすい、私個人として興味ある人物であったので、掘り下げてみたい。

・1866年モスクワの裕福な家庭に生まれた彼は78歳で亡くなるまでの間、日本初参加の第2回パリ万博や、 ウィ―ン万博、ミュンヘン分離派から派生した各地の分離派の発生、青騎士の活動、第一次世界大戦、スペイン風邪、バウハウス、ナチスによる退廃芸術という烙印、第二次世界大戦とキーワードに事欠かない時代を生きた。

<9月以降訪問したいと意見が出た美術館や展覧会>
・21_21DESIGN SIGTH 「クリストとジャンヌ=クロード”包まれた凱旋門」
・森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」
 「MAMリサーチ009:正義をもとめてーアジア系アメリカ人の芸術運動」
・NTTインターコミュニケーション・センター「ICCアニュアル2022 生命的なものたち」
・東京オペラシティアートギャラリー「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」
・「STILL ALIVE 国際芸術祭あいち2022」
・原爆の図丸木美術館 ・埼玉県立近代美術館
・ヴァンジ彫刻庭園美術館 ・東京ステーションギャラリー
                                           (書記:多田野)

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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