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2021年1月9日(土)「2020年総まとめ&2021年テーマ決め」
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2021年1月のART
LABOでは、まずは2020年の振り返りからということで、「2020年展覧会アワード」として以下の6項目について各自が紹介していきました。
@ベストミュージアム A印象に残った作品 Bベストキュレーション C図録・チラシ D行ってよかったギャラリー E展覧会グランプリ @ベストミュージアム アーティゾン美術館(4票) 東京都写真美術館 大原美術館 郷さくら美術館 神奈川県立近代美術館 葉山 原美術館 市原湖畔美術館 2020年1月に新しく生まれ変わり、多彩な展覧会を開催したアーティゾン美術館が4票と多くの票を集めました。 |
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A印象に残った作品 エキソニモ「A Web Page」(東京都写真美術館) 仙貢s菅木志雄(国立新美術館) ソール・ライター(Bunkamura ザ・ミュージアム) 葛飾応為(太田記念美術館) 村上隆「原発を見にいくよ」(森美術館) 富田菜摘(調布市文化会館たづくり展示室) ピーター・ドイグ(東京国立近代美術館) 本城直季(市原湖畔美術館) 廣瀬智央「地球はレモンのように青い」(アーツ前橋) 丸木スマ「かんざし」(神奈川県立近代美術館 葉山) フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」(国立西洋美術館) 川俣正(BankART) Bベストキュレーション 眠り展(東京国立近代美術館)(2票) 石岡瑛子展(東京都現代美術館) もうひとつの歌川派(弥生美術館) ふたつのまどか(DIC川村記念美術館) STARS展(森美術館) トライアローグ(横浜美術館) 2票を集めたのが「眠り展」でした。「行ったら意外としっかりしたキュレーションだったのに名前で損してた」との声もありました。 |
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C図録・チラシ 男性彫刻(東京国立近代美術館) 吉川久美子さんの手書きの冊子 式場隆三郎展(練馬区立美術館) もうひとつの江戸絵画 大津絵(東京ステーションギャラリー) 帰ってきた!どうぶつ大行進(千葉市美術館) センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ(ヴァンジ彫刻庭園美術館) 岡崎乾二郎展(豊田市美術館) 美術館だより「たいせつな風景」(神奈川県立近代美術館 葉山) ファーレ立川のパンフ 宮島達男展(千葉市美術館) 近年は美術館が広報のためにチラシのデザインにより力を入れるようになり、思わず持ち帰りたくなるようなチラシが数多くありました。 D行ってよかったギャラリー 楽風(浦和)(2票) TERRADA ART COMPLEX(天王洲アイル) SIMPLE HOUSE(稲村ヶ崎) Gallery Camellia(銀座) RISE GALLERY(学芸大学) 2020年9月のART LABOで訪れた、古民家を改装した浦和のギャラリー「楽風」をはじめ、各地のギャラリーの名前が挙がりました。 |
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E展覧会グランプリ 石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか(東京都現代美術館)(2票) 古典x現代2020(国立新美術館) 絵本に見るアートの100年(国際子ども図書館) もうひとつの江戸絵画 大津絵(東京ステーションギャラリー) ふたつのまどか(DIC川村記念美術館) 永遠のソール・ライター(Bunkamura ザ・ミュージアム) ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館) 川俣正 都市への挿入(BankART)
例年は「展覧会グランプリ」を決めているのですが、今年は票が割れたため展覧会を1つに決めず、全体のグランプリとして「アーティゾン美術館」を選出しました。リニューアルオープン後にさまざまな企画展を開催したことが評価を集め、コレクションも充実し、「保存と展示を兼ね備えた到達点」という意見もありました。コロナ禍の前に完全予約制を導入していたという時代のタイミングなどもあり、2020年のアートを代表する事柄に「アーティゾン美術館」が選ばれました。
2021年も状況がどうなるか予想しづらいですが、多くの美術館を訪れることができればいいと思います。
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新型コロナウイルスの影響がまだまだ続いている中での2021年スタート。 色々な環境の制約が続いていることは否めませんが、2021年が終わるころには動きやすい状態になっていることを切に願いつつ、ART LABOは本年のテーマ「写真・映像」についてを、可能な限り探求していきたいと思っております。 先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。 ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪ |