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イベント案内

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2020年5月9日(土)オンラインによる集合 「個人テーマ発表+いろいろ」


新型コロナウイルスによる感染拡大防止対策のため、4月はお休みしたARTLABOですが、5月はオンラインにチャレンジということで、zoomによる「在宅ARTLABO」となりました。結果として、皆さまと楽しい時間を共有できたので、これも一つのアイデアとして活かして行けそうですね。
さて、今年のテーマ「彫刻・立体作品」ですが、それぞれ各個人によるテーマを発表するという回となりました。
今回揃ったそれぞれのテーマは下記のようになりました。

[彫刻のメヂューム]
 [彫刻の置かれている場所との関係性]
         
まだどちらに絞ろうか決めかねている。

[古代(ギリシャ・ローマ)の彫刻から現代彫刻への関連性、及び今後の展望]         
その他、ポストコロナによる世相での美術界との関係変化などについて。

[ファーレ立川]―パブリックアート 約100点―    
プロジェクトのテーマや経緯に興味がある。 

[美術鑑賞に於ける空間(立体)知覚(視覚)について]     サイトスペシックな立体作品、画家が作った彫刻などにも興味があるが、立体作品の奥行概念、感覚視差の研究文献や『不思議な立体』の実例などから。

[ミニマリズムが平面から立体構成に向かった理由]     リチャード・ジャッドやマイケル・フリードの「演劇性」の関心について紐解く。

[『太陽の塔』(岡本太郎)が解体されずに残っている理由]        
その他として、「ファーレ 立川」を身近にしている。

[ 弥勒菩薩(特定でない)]    
グローバルな現コロナ禍で、信仰ではない「癒しの対象」として何かが在るのではいか、西洋での[マリア像](信仰対象)ではなく、日本での漠然とした[偶像]によせて探る。アプローチは未定。

[「みえない立体 と みえる立体」 あるいは「ミセナイ立体とミセル立体」]
対象はまだあいまい。  

いずれにしても、この後の世の中の動きを見据えながら流動的にARTLABO内容を決めていこうということになりました。

また、今回はこのような事態ということもあり、外出自粛や美術館閉鎖などの折、自分なりの美術の探求、楽しみ方の紹介していこうということになりました。

◎ ZOOMで仲間と対話型の絵画鑑賞
[とびラ―] で「アートコミュニケーター」の活動をしていて、数人で対話を楽しんでいます。
オンラインで多数(50人程度以上)でも可。対話型なので作家や学生が参加しての批評空間や公聴会に似た場も設定出来て面白いです。
◎溜まった情報(図録等)を読む
《もう一度読む世界史》《同 日本史》他など、再読によって社会的な関りの観方が変わってきます。。
発表時の社会的背景との違いで異なる解釈から、読直しの意味があると思った。
疫病等による歴史の転換例(ペスト後のルネサンス等)が国内外に在る、《ペスト》カミュ(NHK 100分で名著)なども人気のようです。 
◎本物を観て楽しむ歓びを知る。(オーストラリア 体験談)    
アボリジニーのギャラリー(フィランダ村)にて入手した作品。zoom上で皆さまと鑑賞しました。
英国人の侵入により歴史が激変(疫病から人口激減の背景等)したという事実などを知りました。
◎ 画集《世界の美術館》全9巻を鑑賞    
DVDによる作品集を楽しみました。
◎ WEB 教育プログラム「MAD」(Meeting Art Different)の視聴      
現代美術が主で自分の認識外を薦められて、貴重なものだった。
◎1980年代の図書を読む(古書店等で入手)    
「美術手帖」1982年1月号 (メヂィア レボリューション)  
「Ur(ウル)」、「WAVE」(テオトリ―工房・西武美術館 関連発行図書) などが興味深かったです。
◎ 動画シリーズ 映像《スナック舞子》(市原湖畔美術館)制作しました。

 ※  現況世相から感じること、考えること。
・人(アーチスト)の移動不可では、作品が出来ないし、展覧会も開催出来ない。
・ 直接の鑑賞と映像で観ることに差があり、実物の存在に美術館の重要性がある。
・ 恒久性を持った施設の重要性を受止める(芸術祭には時間的制約がある)。
・現況を「歴史的転換点」との受止めで、新しいコミュニテイーの模索と形が見える可能性がある。   
・ART系ニュース や 報道内容が偏っている場合が在り、幅広く注視するべき。         (記述 大浦)
 
初のオンラインでのARTLABO。皆様のお声としては、
・楽しめた。 ・楽しさを実感  ・良かった。 ・いろいろと出来る。    
・部屋の壁に 作品が在ると人の気配を感じ 気分転換に良い。 
などと前向きなお声と共に、やっぱりみんなで会いたいねという気持ちも同時に生まれたり、不思議なARTLABOの時間となりました。
 
先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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