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2019年11月2日(土)レクチャー「2019年個人テーマの仮まとめ」


今回は、今年度のテーマについて、各自取組の中間報告会をいたしました。  

◎ [絵画の復権]
『ZEIT GEIST(ツアイト ガイスト)展』(1982年)の内容(時代精神)を作家毎に詳細が報告されました。    ドイツ(ヨーロッパ)からの独自のART世界の見え方はUSA中心の観方とは異なる様相で、1970`sの不毛から1980`sの新表現主義などの多義性は出展作家の多面性にも現れているのでは??

◎[1960年代から1980年代のアート]     
『ART SINCE 図鑑1900年以降の芸術』
(東京書籍 2019)の論文より、アートの変遷を考察してみました。
ロザリンド・クラウス「ポスト構造主義と脱構築」      
ハル・フォスター「1984――ポストモダニズムをめぐる論争――ふたつの相反する立場―」      
1968年 自立的モダニズムの疑問から、表象は現実の模倣から現実の構築へ、脱構築が始まってゆき、     
1984年 新保守主義P.M.とポスト構造主義P.M. 
2種類のポストモダニズムとなっていったようです。     
社会への反発からの表現や、環境・大衆文化での多義性を持つ美術表現が拡大していったよう。  

 ◎[EXPO‘70]     
1970年の万国博覧会で建設された、お祭り広場のシンボル《太陽の塔》(岡本太郎)。
2018年に耐震化を伴う改修が完了し公開されるようになりました。。   
修復後の《生命の樹》の様子や外部の《三つの顔》(未来、現在、過去)等を動画にて説明していただきました。    
◎ [1960-70`sのアメリカ美術]    
現代美術に対する観方、アートに対する理解度について、  ポップからミニマルへの変遷、コンセプチュアルアートについて、価値ある現代美術、ヨーゼフ ボイスについてなどの考察がありました。  

◎  [実験工房]と[1968年展](日本国内)    
実験工房は反アカデミックな前衛的 総合芸術集団で1957年に活動停止しました。
1968年 海外(USA/Italy等)でも社会参加を目指す芸術運動が活発になり、 国内も 「前衛的」から「もの派」への 転換期となったようです。

◎[セゾン美術館]
開催された展覧会とその内容について、 また社会教育施設施設としての役割について ちょっとづつ分析しています。 軽井沢のセゾン美術館にも足を運んでみました。

来月、このテーマを締めくくりますが、何か皆さまの探求を合わせたところで、何が見えてくるのか?
楽しみなまとめの時間になりそうです。

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度いらしてみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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