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イベント案内

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2018年7月7日(土) フィールドワーク「東京国立博物館+黒田記念館」


7月のART LABOは、東京国立博物館 「明治150年記念」に関連した「近代の美術」の展示室をメンバーの皆さま(参加者4名)と参観致しました。  

山内さんより いくつかの課題が提示され みなさんそれぞれで考えディスカッションいたしました。

まず「本館 18室(近代の美術)にて、各自の本年のテーマに沿った作品(1点)を選ぶ(15分間)」というテーマで作品を観ました。
〇中村 彝≪海辺の村≫(白壁の家)明治43年(1910)      
〇高橋 由一 ≪国府台真景≫ 明治  5年(1872)      
〇小林 古径 ≪麦≫ 大正  9年(1919)          
〇横山 大観 ≪雲中富士≫ 大正 2年(1913)

それぞれのテーマに即した作品ということで、改めて実際に作品を観て感じる部分を皆さんと共有していきいました。
やはり、実際に作品を観るというのは大切な時間ですね。


次に「各自 選定作品に 18室内の、その他2点を加えて、展示の企画を提案する(15分間)」というテーマで作品を観ました。

選定と企画テーマの説明      
〇テーマ 「明暗」→≪麦≫ ≪鵜飼≫(高橋 由一)       
          光と空間の明確な構成      
〇テーマ 「空」→≪麦≫ ≪雲中富士≫           
         空の表現の明快性      
〇テーマ 「風景」→≪麦≫ ≪筑後風景≫(青木繁)
              風景描写の展開
〇テーマ「表現の単純化」→≪海辺の村≫ ≪筑後風景≫
              表現の単純化、抽象化

同じ時代の、ほかの作品と主題を合わせてみることで、色々な気付きが浮かび上がり、興味深い鑑賞の時間となりました。  
その後、第15室で開催していた「就任100年 帝室博物館総長森鷗外の筆跡」を見学した後、黒田記念館へ移動いたしました。

黒田記念館は、昭和3年(1928)竣工で設計は岡田信一郎氏です。
こじんまりとした建物ですが、とても居心地がよく、当時の雰囲気や空気がまだそこに感じられます。

我々は空間を楽しみながら、黒田 清輝 の 油彩画、下絵、デッサンを鑑賞いたしました。ちょうどこの日は、≪湖畔≫につながる≪逍遥≫が展示中でした。その他 ≪昔語り≫明治3年(1898)下絵、画稿等が展示されておりました。

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度来てみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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