2014年10月4日(土) テイスティング研究会
10月のART LABOは、まず、先月の話し合いを受けて、11月と12月の2回のLABOでどのように今年のまとめを行うのか、具体的な内容を深堀りしました。
そのメインになるアワード(賞)の選定が議論の中心です。 展覧会テイスティングを行っているアートナビゲーターとして、今年の展覧会を総括するのにふさわしい切り口をあれこれ練り上げました。
まず、テイスティングシートの評価項を思い浮かべながら、以下のようなテーマが個別の切り口として洗い出されました。
・雰囲気や環境で美術館を評価する「ベスト・ミュージアム賞」
これらの個別の切り口とは別に、あれやこれや言ってもやっぱりこの展覧会がイチバンだったという総合評価として、「LABOメンバーが選ぶグランプリ(大賞)」も設けなければね、ということになりました。
投票権は一人3票ずつとして、12月のLABOで投票により各賞を決定します。
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その他にも、今年観た中で一番良かったイチオシ作品や最も回数多く観に行った美術館を選ぶ案も出ましたが、これらについてはアワード決定に続けて行う座談会の場での話題になりそうです。
10月に議論したこれらの内容を、来月のLABOで更に揉んだ上で12月のLABOに向けた準備に入る予定です。 今月は今年のまとめ以外にも、来年2015年の研究テーマの選定についても議論を始めました。
そこで上がってきたテーマが「現代美術を探る」。詳細はまだヒミツですが、アートナビゲーターならば避けては通れないテーマである現代アートに対し、さまざまな角度から探究を行う構想が沸き上がってきました。
11月のLABOでは、2014年のまとめとしてのアワードと座談会に向けた最終的な意見のすりあわせと、2015年のLABOテーマについての深めた議論を行う予定です。
※10月のART LABOの写真を撮り忘れたため、文章のみのレポートとなりました。 |