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2014年2月1日(土) テイスティングシートの基準作り1

 2月のART LABOは新しい参加者の方3名を含め、10名で美術鑑賞テイスティングの基準を話し合いました。

 

各自が具体的にテイスティングシート案を考えてきましたが、「なんのために」(目的)テイスティングして「誰に」(対象)向けて書くのか、ということが議論の中心となりました。

 

普段、美術館にまったく行かない人に勧めるのか?美術館に興味があるけれど何を観たらいいのかな、という人に勧めるのか?

 アートナビゲーター同士で共有するために書くのか?ということで内容の深度が変わってきます。

またアートを愛する皆さんなので、数多くの展覧会を評価する・優劣をつけるということが目的ではなく、「チラシや美術館の宣伝ではわかりにくいけど、この展覧会のここがオススメ!」というような展覧会・美術館を応援する気持ちが共通しているようです。

 

ART LABOにご参加の皆さまは、かなりコアなアートファンでもありますので、美術展に行くという行為自体が自然なことであり積極的に鑑賞されるわけですが、テイスティングシートの結果をきっかけに、美術展に行ってほしいと思ってもらえるものにするためには・・・?と考えると、どんな人たちが参考にしてくれるのかな?ということが当然気になってくるわけです。 

このART LABOにご参加の皆さまは、周りの友人・知人から「いい展覧会はない?」と聞かれることが多いと仰います。そんな方々に展覧会チラシを見て「行ってみたい」と思うものを選んでもらったという参加者の方がいらっしゃいました。

この結果は、かなり興味深いもので、ART LABO参加者が行ってみたいと思うものとぜんぜん違っており、その興味の矛先の違いたいなものに驚きとともに、やはりアートナビゲーターとして出来ることがありそうだなということに
新しい気づきを得られたような気がしました。

やはり、好きではじめたこと、そしてそれを継続して、可能であれば社会に還元できる機会が得られたらいいなという気持ちをお持ちの方々のパワー(それは内的なものでも外的なものでも)が終結すると、何かすごい強さのようなものが出てくるものなのだなぁ〜と感じました。


※お詫び:2月LABO写真撮るのを忘れたため1月の写真を転用しております。すみません。

宿題として考えてきたシートは皆さんの個性が出ていて、何を基準に展覧会を観賞しているのか、作成者の脳内が見えるようでとても面白かったです。

展覧会はチェック項目で簡単に示せる(評価できる)部分と、きちんと言葉で伝えたい部分があることがわかりました。読み手の美術知識に関わらず、見やすく、わかりやすく、かつ私たちの想いが伝わるシートができるようにアイディアを出しあって、工夫できればと思います。

 

3月は、それに肉付けをしていきながら、意義のあるテイスティングシートになっていけたらと思っております。

テイスティングの基礎作りは3月に続きます!とても濃密な2時間でした♪

 

ART LABOで作成するテイスティングシートを参考にして、展覧会に行ってみようと思ってもらえる人が、一人でも増えたら良いね!

そんな心持で、良いものを作り出していけたらと思っております。

 

ARTLABOにご興味がある方はぜひご参加ください。

アートが大好きで、アートを探求したい人たちが楽しく集っています。

新しくアートナビゲーターとなる方々、既にアートナビゲーターの方、資格を活かすと言うだけでなく、さらにアートを掘り下げて何か形となるものを探していけたら良いなと思う方こそ、是非この場にご参加いただけたらと思っております。

                             (会員さまのレポート&ART TRANSIT事務局) 

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