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2015年2月21日(土) パナソニック汐留ミュージアム 「パスキン展」
2014年(昨年)の2月の美術めぐりは、関東は久しぶりの大雪に見舞われ、週をずらし、その日もまた大雪のため、さらに週をずらしと2週もずらしての開催となったのですが、2015年の今月は、それが嘘のような青天の美術めぐりとなりました。 思えば、昨年も今年も会場はパナソニック汐留ミュージアムでした。何という偶然なんでしょう・・・? いつもお世話になりっぱなしです。。。 |
今回は、パスキン展ということで、パスキンと言う画家の画業を振り返るという内容の展覧会でした。 エコール・ド・パリの時代。 パリには、活躍したたくさんの画家たちがいました。 今回の展覧会のタイトルにもありますように 「エコール・ド・パリの貴公子」と言われたパスキンは、 いったいどんな人生を歩み、どんな作品を描いてきたのでしょうか? |
会場にはいわゆるタブロー作品のほかに、 彼が誰かに送ったお手紙や、パーティーの招待状など直筆の物もいっぱい展示されていました。 それを見ると、「やっぱり手紙っていいなぁ〜」なんていう気持ちにされされます。 インターネット、パソコンで簡単に情報のやり取りができるようになった分、手書きならではの「ぬくもり」のようなものを届けることが難しくなったのだな〜なんて思ってしまいます。 |
パスキンは、芸術家としての自分へのプライドを保ったままの人生を送ったようです。生きざまはカッコいい!と言ってしまえばそれまでですが、彼の中の情熱はいかほどだったのか?そんなことを感じさせてくれる展覧会でした。 次回は、東京都美術館で開催中の「新印象派展」を鑑賞いたします。 是非、一度ご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |