• トップ
  • 会員案内
  • サークル概要
  • 認定講師制度
  • 資料請求

イベント案内

過去のいろいろイベント
ART TRANSIT TOP > イベント案内 > レギュラーイベント > いろいろイベント > 過去のいろいろイベント

2021年11月20日(土) 土曜の昼下がりの銀座ギャラリー巡り

3回目となる銀座ギャラリー巡りは、京橋からスタートし銀座を1丁目から8丁目方面に向けてのルート設定となりました。

 

京橋エリアは、銀座と東京のちょうど間にあり、昔から画廊・ギャラリーが多く点在しています。

加島美術さんがちょうど「美祭」という定期的に開催されている展示販売会にお邪魔いたしました。
有名な作家の作品達が、美術館とは違う距離感で観ることができ、その作品から出てくる匂いや雰囲気を味わうことができ、皆さんちょっと驚き。
販売価格もひとつの物差しになるので、皆さま興味津々。美術館とは違う鑑賞体験に、大興奮でした。

その後、ポーラミュージアムアネックスに移動。
こちらも、現代作家のオークションを実施中でした。
「自分だったら、欲しいかな?いくら払うかな?」と考えながら作品を観てゆくのも、面白い体験になりました。

 

その後、奥野ビルに移動し、ビル内にある沢山のギャラリーを自由に鑑賞いたしました。

 

本当にたくさんのギャラリーが入っているので、時間が足りないですね。

緊急事態宣言が明け、久しぶりに銀座の歩行者天国も戻っていました。
太陽を浴びながら歩く銀座の歩行者天国は、久しぶりにとても気持ちが良かったです。

ただ、銀座4丁目の交差点付近の人の多さは、お正月の初詣の参道レベルになっていて、皆さんが漸く外に出てくるようになったんだな〜と改めて実感しました。
人の多さゆえにあらためて感染予防をきちんとしないといけないなとあらためて感じたりもしました。

その後、日動画廊へ。
今回は、画廊の方、作家の方、それぞれからお話を伺える事が出来、改めて、画廊やギャラリーで絵を買う事への気持ちや考え方を知ることができました。

 

やはり「審美眼」を鍛えるには、沢山の作品を見なければ鍛えることができないし、良い直観も動かないというお話を伺い、改めて作品をたくさん観るということの大切さに気づかされた次第です。

いろいろな作品を観て、感じてという体験・体感から得られる物差しがもっと豊かになってゆくといいな・・・と思うそんな時間でした。

オンラインで「情報」としての作品鑑賞はいくらでもできますが、やっぱり実物がもっている空気感やエネルギー的な何か?は、直接対峙しないと得られないもので、それこそが作品のパワーなんだろうな・・・などと、ぼんやりと感じたりしました。

ギャルリーためながでは、生誕120年の荻須 高徳展を開催中。荻須氏の作品は、数点レベルで美術館などで観たような記憶もありますが、これだけの数が一堂に会し、じっくり見てゆくと、彼の作品の「引力」のようなものに圧倒されました。いくらでも観ていられる作品ってこういう作品なんだろうな〜と実感しました。

その後、銀座SIX内のアールグロリューにお邪魔し、開催中の「川瀬巴水」展を鑑賞いたしました。
ちょうど「摺り」を担当されている渡辺木版の社長さまが在廊中で、川瀬巴水作品の作り方についての解説をいただきました。

 摺りのプロから聞く制作のお話や拘り、大変さや魅力、渡辺社長のお話がとても面白く、深く聞き込んでしまいました。渾身の1枚、確かに欲しくなっちゃいますね!毎年開催されているというこちらの川瀬巴水展。来年も楽しみにしたいですね。

 

銀座SIXにて今回は終了、17時前でももう真っ暗。冬がもうすぐそこに近づいているんですね。
2021年の銀座ギャラリー巡りは、今回で終了となりますが、2022年もまた企画して行けたらと思っております。

アートエバンジェリストの春山さん、丁寧で楽しいガイドをありがとうございました!!

(ART TRANSIT事務局)

過去のいろいろイベント一覧に戻る
PAGETOP