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2016年12月3日(土) 2016年のまとめ&2017年テーマ決定
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2016年もあっという間に過ぎていきます。今回で今年のアートラボも最終回となりました。 そこで来年度の計画を立てることにしました。 まず初めに11月及び今年を振り返り、各自が行って印象に残った展覧会を紹介しあいました。 都内だけでも ・「クリスチャン・ボルタンスキー、アニミタス_さざめく亡霊たち」 ・「禅 −心をかたちに−」 ・「円山応挙 −写生を超えて−」 ・「ゴッホとゴーギャン展」 ・「クラナーハ 500年後の誘惑」 ・「生誕130年記念 藤田嗣治展 −東と西を結ぶ絵画−」 Etc. |
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地方では、 ・「高麗仏画−香りたつ装飾美」 泉屋博古館(京都) ・「ビュフェと1940‐1960年代 不条理に対峙する絵画」ベルナール・ビュフェ美術館 ・「蜘蛛の糸」 豊田美術館(名古屋) さらには、北海道立近代美術館、佐賀・唐津美の焼物巡りや茨城県北芸術祭など、メンバーが全国に出没していることが分かりました。 一つずつ感想を述べあい、盛り上がりました。 次に本題の来年度のテーマ決めです。 2016年のテーマは「工芸を知る」。美術館やギャラリー、また日本や東洋、古代から現代まで、様々のシーンにある工芸品を見て回りました。その中で認識を新たにしたこともたくさんあり、有意義な一年であったと思います。さて、大事なそのテーマをどうするか、前回のアートラボに続いて各自の知りたいことを挙げてみます。 ・アジアの現代アート ・アフリカの現代アート ・リノベーション施設をみる ・非公開作品のある場所を探る ・アートプロジェクトを知る ・アートインレジデンスを知る その他いろいろ出ましたが、2017度のテーマは 「アジア・アフリカの近現代アートを知る」&「ラボでしか行けない所に行く」。 に決定いたしました。 |
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近年、経済の発展に伴い、アジア・アフリカの現代アートは市場に大きく台頭してきています。 古くは西洋美術や東洋美術とは違った文脈で発展してきたそれらは、植民地時代を経たり流通の要所となったりして、様々な文化の融合をも見ることが出来ます。 本年度松涛美術館で観た「サロンクバヤ」はその良い例で、その文様は美しさもさることながら、シンガポールという土地の歴史が反映された興味深いものでした。 しかしアジア・アフリカの近現代アートはいまだ評価が定まり切らず、展覧会よりもフェスティバルやプロジェクトといった場所で触れる機会が多いもの。また、思わぬところに作品があったりもします。 各自情報を仕入れてくることが1月までの宿題となりました。 また1月度は恒例のアワードです。グランプリはどの展覧会でしょうか。お楽しみに。 先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では絶対に得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。 ぜひ、一度来てみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪ |