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2016年6月4日(土) レクチャー「前回の振り返り」と「次回フィールドワーク」


7月のART LABOの訪問先に予定していた文化学園服飾博物館が学芸スタッフによる個別対応を受け付けていないとのことで、別の訪問先を検討しました。

メンバーからは「静嘉堂文庫美術館」や「岩立フォークテキスタイルミュージアム」、「泉屋博古館」など、さすが美術好き!と思わせる マニアックな場所が並びました。

さまざまな案が出たあと、
「あまり自分では足を運ばないところがいい」
「こういう機会でもないと素通りしてしまうような場所」
 「保存と修復の裏側を見てみたい」
との意見から、第一候補は「東京国立博物館の常設展」ということになりました。

続いて5月のフィールドワークで訪れた「たばこと塩の博物館」について、面白かったことや気づいたことを振り返りました。

「カタログのために展示品の写真を撮るのにたいへんな労力を費やしていた。展示の前段階について考えることがないので勉強になった」と話したところ、 山内先生から「陶磁器の場合は表面が反射するので、光を抑えながら撮るのが特に難しい。青磁の写真に撮影者が映り込んでしまったこともある」という話がありました。

特別展は「出品リストを見ると460点もあり、とても多かった」との意見に対して、山内先生は「『これを出品するならこっちも出してよ』とコレクターのこだわりがあるのかもしれない」と答えていました。

常設展については、「面積自体はさほど広くないが、世界史的な興味をそそる飽きさせない展示だった」との声が出ました。 「展示に最新の機器を導入すると、逆に5年10年経つと古く見えてしまう。そういう展示のほうがむしろすぐ古びてしまう」との山内先生の話にははっとさせられました。

 残りの時間は、山内先生が「かなりやばいものを持ってきました」というDVDを見ました。 「フクモ陶器」という陶器を扱ったアーティストの作品集です。「指輪に小さい茶碗がついている」「茶碗に穴が開いていて、借景が楽しめる」など奇想天外な作品ばかり。全員で笑いながら楽しみました。

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では絶対に得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度来てみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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