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イベント案内

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2016年4月2日(土) 展覧会リサーチとレクチャー


4月のART LABOは、宿題で出ていた「2016年4月〜2017年3月までに開催される工芸の展覧会の情報を持寄る」

を元に、年間のフィールド ワークのテーマ・対象展覧会・施設 他を決めていきました。

参加者から、様々な催しが提示されて、意見交換の後、下記ののスケジュールとなりました!

5月14日(土) 
「根付と提げ物展」[たばこと塩の博物館] + [墨田江戸 切子館]
7月  2日(土) 「世界の刺繍 展」[文化学園 服飾博物館]   10月1日(土) コレクション展「中国陶磁勉強会」[根津美術館]

そのほかにもこんなものが出ていました。

「工芸・Kogeiの創造」 [和光ホール(銀座)]
「 戸栗コレクション 1984・1985―revival―展」 [戸栗美術館]
「ガレの庭」・「メジチ家の至宝」[東京都庭園美術館]   「トワル・ド・ジュイ展」[文化村 ザ・ミュージアム]
「北大路魯山人の美」[三井記念美術館 ]
「東洋・日本陶磁の至宝」[出光美術館]
「所蔵作品展」[東京国立近代美術館 工芸館]  その他 
多数提案 有り。

1年で皆さんと回れる回数と行きたい所のバランスが難しいなぁ〜と言うお声も出ていました。
残った時間で、日本での陶磁器の起源から中世での発展と、近代における陶磁器と産業との関わりまでの概略と、素材・工法等、中国・朝鮮・欧州などとの関係も含めて解説をいただきました。

BC 300〜AD300 頃 土器         
AD700〜 11C 頃 
<須恵器>
―(グレー)―朝鮮半島経由 ― ロクロ  使用― 硬い          
<土師器>
―(赤色) ―弥生系の技術 ― ロクロ 不使用― 柔い
AD800〜AD1200 ( 奈良・平安時代) 三彩技法    唐三彩 奈良三彩  青磁(宋)の開発
AD1100 頃 「 常滑・渥美」(無彩)「瀬戸」(施彩)
AD1500/1600 頃 (室町)(欧州-バロック) 「美濃」「織部」千利休(お茶文化)安土桃山文化の発展 李三平による、磁器の発展「有田」
AD1600 以降  (江戸) 「鍋島」献上品として発展 中国・朝鮮等の内政不安定時期と、欧州の近代化に伴う日本の陶磁器の発展・輸出等

改めて整理するだけでも、ぐっと「陶磁器」を身近に感じられる気がしました。

次回は、渋谷から墨田へ移転した「たばこと塩の博物館」に訪問します!
移転してから行っていないという人も多いのでは?ということで、時間があれば近くにある「江戸切子館」にもお邪魔する予定です!

先生から何かを学んだり、イベントに参加したりという形では絶対に得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度来てみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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