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イベント案内

過去のART LABO
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2016年1月9日(土) 新春!2015年のアワード決定!「2015年・よかった展覧会!!」


20161回目のアートラボは、新しいメンバーを迎えまずは自己紹介から。そして本題の2015年展覧会アワードを行いました。とは言えメンバーそれぞれの好みが反映するため多種多様な内容になります。グランプリ以外はそれぞれのベストを発表する形となりました。

〈ベストミュージアム〉

越後妻有里山現代美術館キナーレ。

中央の池を囲む回廊型の美術館。「越後しなのがわバル」では地酒や地元食材のお食事も楽しめます。また温泉も併設されていて、アートを堪能した後はのんびり癒されることができます。

 

神奈川県立近代美術館鎌倉館

カマキンの愛称で親しまれましたが1月末で閉館となります。惜しむ声が多く聞かれました。

 

その他以下の美術館の名前があがりました。

市原湖畔美術館 山種美術館 三菱一号館美術館 永青文庫 世田谷美術館 DIC川村記念美術館 岩手県立美術館 豊島美術館 横尾忠則現代美術館 富山市ガラス美術館 INAXライブミュージアム 中村屋サロン美術館

 

〈印象に残った作品〉こちらもそれぞれですので列記します。

国宝《一遍聖絵》

グエルチーノ作 《キリストから鍵を受け取る聖ペテロ》

棟方志功作 《二菩薩釈迦十大弟子》

若林 奮作 《飛葉と振動》

西村沙由里作 《筑波山》

蔡國強作 《壁撞き》

淺井裕介の泥絵

バーネット・ニューマン作 《十字架の道行》

山川冬樹のパフォーマンスビデオ(東京都現代美術館「山口小夜子 未来を着る人」)

佐々瞬 《箱を受け取る》

伊豆の長八の塑像作品

真釦(しん ぼたん)の作品 

〈ベストキュレーション〉

Bunkamura ザ・ミュージアム「風景画の誕生」

これと言って目玉はなく、一つ一つの作品は佳作だが、全体として面白い展覧会に仕上がっていました。解説パネルの文章が秀逸。

 

東京国立近代美術館 「NO MUSEUM NO LIFE ? これからの美術館事典」

美術館の裏側をキュレーションした斬新な企画。作品よりも、しくみそのものを展示したところが面白い。

 

森美術館「•ディン・Q・レ展:明日への記憶」

ディン・Q・レはベトナムのアーチスト。戦争や政治をテーマとするメッセージ性の高い映像作品が中心。

 

平塚市美術館「ペコちゃん展」

昭和のキャラクターペコちゃんにインスパイアされた現代アーチストたちが繰り広げるペコちゃんワールド。東京モード学園の学生たちによるペコちゃんオリジナル衣装も登場。不二家の全面協力のもと、幅広い世代が楽しめる展覧会に仕上がりました。

 

愛知県美術館「月映展」

地味な木版画を、3人の画学生の青春ストーリーに光を当てることでより魅力的な展示を演出していました。少女漫画風のパンフレットが興味をそそります。

 

DIC川村記念美術館「絵の住処」

展示されている作品だけではなく、壁紙や照明にいたるまでキャプションがあり、自前の作品だけで展覧会を行うことの良い見本ではないかと思いました。

 

群馬県立館林美術館「ダイアローグー対話するアート」

萬鉄五郎記念美術館「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」

東京ステーションギャラリー「君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ」


〈図録・チラシ〉

永青文庫「春画展」チラ見せ?のセンスがたまらない。

「赤瀬川原平の芸術原論展」の図録

国立近現代建築資料館「ル・コルビュジエ×日本」の図録(非売品)

山種美術館の図録がコンパクトで良い

東京都庭園美術館「マスク展」の図録。強烈なインパクトがある。

東京国立近代美術館「映像表現`72」展覧会資料

DIC川村記念美術館「絵の住処」チラシ。

サントリー美術館「若冲と蕪村」チラシ。センスの良さが光る。

 〈グランプリ〉

いよいよグランプリの選定です。それぞれのグランプリを発表した後、話し合いにうつりましたが、意外にすんなり決まりました。

出席メンバー7名中3名が推した今年のグランプリは、なな、なんと!

永青文庫「春画展」

開催前のゴタゴタ、永青文庫の英断、そして評判の盛り上がり。時代が熟成し、今だからこそできた記念すべき展覧会と言えるでしょう。

 

その他、候補としてあげられた展覧会は以下の通りです。

平塚市美術館
「画家の詩、詩人の絵、絵は詩のごとく、詩は絵のごとく」

神奈川県立近代美術館鎌倉館

「鎌倉からはじまった。PART1 3

MIHOミュージアム

「バーネット・ニューマン 十字架の道行」

横浜美術館「蔡國強展 帰去来」

東京国立近代美術館

MOMAT コレクション 藤田嗣治、全所蔵作品展示」

東京都現代美術館「山口小夜子 未来を着る人」

広島現代美術館「ライフワーク」


果たして、2016年はどんな展覧会に出会い、楽しめるのでしょうか?
ワクワクしますね!!

インターネットや雑誌・テレビなどから情報を得たり、講座やセミナーに通って何かを学んだり、イベントに参加したりという形では絶対に得られない「自分なりの学びと楽しみ」が見つけられる月1研究会ART LABO。
ぜひ、一度来てみてください♪ きっとそこには、楽しい仲間たちとの素敵な時間が待っていますよ♪
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