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2019年12月14日(土) 国立新美術館「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年 」展
12月の美術めぐりは、2019年最後にふさわしい晴天に恵まれました。 国立新美術館で開催中の「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展を鑑賞しました。 ハンガリーの首都「ブダペスト」。 皆さまはこの地名を聞いて、どんな印象をお持ちでしょうか? 日本人にとっては、名前は知っているけれどどんな所か想像しづらい地のひとつかもしれませんね。 ちょっと遠い存在のような感じを抱く方もいらっしゃるかも?? |
ブダペストは「ドナウの真珠」とも称されるハンガリーの首都ですが、その昔ハプスブルク家が王位についた歴史もあってか、ハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクションは、西洋絵画の歴史をたどることもできる名画を堪能できるものとなっています。 今回は、日本とハンガリーの外交関係が始まって150年を記念した展覧会ということで、400年の西洋絵画を楽しめる展示構成となっておりました!! |
いわゆる西洋絵画の本丸であるフランスやイタリアの絵画というよりかは、その周辺のオランダやスペイン、ドイツ、ネーデルラントの絵画が多い感じではありましたが、 それが逆に、西洋絵画の厚みのようなものを感じられるような展示となっており、見ごたえのある作品がたくさんありました。 また時代が進むにつれ、このハンガリー(ブダペスト)の立ち位置ならではの芸術のにおいが感じられて、大変興味深い作品にたくさん出会えました。 |
2019年の美術めぐりは、この回で終了となりました。たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。 2020年最初の美術めぐりは、新年にふさわしいものをということで、東京国立博物館で開催中の「特別展 出雲と大和」展を鑑賞いたします。日本人らしい作品たちを皆様と鑑賞したいと思います。ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |