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2019年7月27日(土) 国立新美術館 「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」展
7月の美術めぐりは「クリスチャン・ボルタンスキー」展。台風接近か?という情報もありましたが、何とか回避でき、しかも猛暑の日となりました。 クリスチャン・ボルタンスキーの大回顧展となった今回は、展示会場である空間と作品の中で、スケールの大きな展示、インスタレーションが数多く展示されていました。 |
現代美術、と聞くと「難しい」「わかりづらい」というお声が多いのですが、ちょっとしたきっかけや鑑賞者としての立ち位置がわかれば、作品と向き合う面白さがあるのも現代美術の良いところだと思います。 まず会場に入る前に、そんな現代美術の「イロハ」をレクチャーいただいた後、皆さまと会場に入りました。 |
ボルタンスキーの世界観で展示空間が満ち溢れ、会場にいるだけでものすごく圧倒される感覚に襲われます。 何に圧倒されるかは、それこそ自分が作品を感じて得た感情のようなものなのでしょう。 単純にタブローの作品を一つ一つ鑑賞するのとは、全く異質な鑑賞体験となりました。 五感を刺激される展示は貴重だな…と感じました。 現代美術の鑑賞の面白さに一つ気づけた、そんな展示でした。 |
さて、次回は、東京芸術大学大学美術館で開催中の「円山応挙から近代京都画壇へ」展を鑑賞いたします。 展覧会の作品や作家が活躍した街の中心は「京都」ですが東京の真ん中で皆様と鑑賞したいと思います。 ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |