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過去の美術めぐり
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2019年5月18日(土) 国立新美術館 「ウィーン・モダン」展 

5月の美術めぐりは「ウィーン・モダン」展。
日本・オーストリア外交樹立150周年記念として開催されています。ウィーンという都市で19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて花開いた独自の芸術文化に焦点を当てた展覧会となっています。

「世紀末芸術」と美術史的には呼ばれているこの時代は、絵画や彫刻、建築、デザイン、音楽などそれぞれの枠組みを超えて新しい芸術を模索し、ウィーンの芸術は黄金期を迎えました。

この展覧会は、「近代化の過程」という視点から、ウィーンの芸術文化を紐解いていくという内容となっています。

日本でも人気のある画家である、クリムトやエゴンシーレ、ココシュカなどの作品をはじめ、建築で人気のあるオットー・ヴァーグナーやアドルフ・ロース、音楽家で人気のあるシューベルトやシュトラウス。

こうやって色々とみてみると、ウィーンがどれだけ「芸術」の街で豊かな芸術家を生み出してきたかがわかります。
出品点数がとにかく多く、圧倒的なボリュームで、ざっと見ても2時間では足りないほどでしたが、名画だけではなく、ポスターやテキスタイルなどに至るまで、ウィーンの総合芸術のシャワーをいっぱい浴びた気分となり、豊かな気分になりました。

クリムトやエゴンシーレなどのデッサンの比較や今でも人気がありそうな家具のデザインなども見ていて楽しいものがたくさんありました。芸術の街ウィーン、一度は足を運びたいところですね。。
さて、次回は、国立西洋美術館で開催中の「松方コレクション」展を鑑賞いたします。
松方コレクションを日本で保管・展示するために作られたともいわれる国立西洋美術館。彼のコレクションは、さまざまな流転を経て、いま世界のいろいろなところに点在しています。そのコレクションのうち160点が展示されるということで、皆さまと楽しく鑑賞したいと思っております。ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。
                                       (ART TRANSIT事務局)
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