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2019年4月20日(土) 東京国立博物館「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」展
4月の美術めぐりは「国宝 東寺」展。 空海が伝えようとした密教の教えや真髄を目に見える形にしたと言われている東寺の立体曼荼羅。 今回は、21体のうち15体が展示されています。 私たちには、決して身近とは言えない「密教」とはどんな教えなのか? 空海はどのようにしてそれを日本に伝えようとしていったのか?、そして仏像それぞれの特徴やお姿が意味するところなど、ちょっと知れれば観る楽しみがぐっと増えます。 |
今回は、まず展示会場に入る前に、 空海が日本にもたらしたといわれるさまざまな功績だけではなく、空海が中国から日本に持ってきてたものや空海自身の書などのうち東寺に納められているものなどについての解説を受けました。 また、両界曼荼羅についても、その基本的な考え方や胎蔵界と金剛界のそれぞれの特徴についての簡単な解説を聞いた後、入場しました。 |
両界曼荼羅の素晴らしさはもちろんのこと、東寺からはるばるやってきた立体曼荼羅のそれぞれの仏像の圧倒的存在感と彫刻の素晴らしさには、感動しました。 一体一体を丁寧に展示されていたのは、とても見やすく、また一つ一つの仏像と向き合う時間を持てて、丁寧にみることができたので良かったです。 またゆっくりと東寺にも行ってみたいな・・・と、そんな気持ちになりました。 |
さて、次回は、国立新美術館で開催中の「ウィーン・モダン」展を鑑賞いたします。 今年は、オーストリアの美術をたくさん見れる年のようですね。ウィーン分離派をはじめ、オーストリアの美術を 皆さまと楽しく鑑賞したいと思っております。ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |