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2019年2月16日(土) 森アーツセンターギャラリー「新・北斎」展
2月の美術めぐりは「新・北斎」展。 葛飾北斎の画業を通観する展覧会としてなんと500点弱もの作品が6期にわかれて展示されるというだけではなく、「永田コレクション」を東京で見れる最後の機会ということもあり、開館前からとても長い行列ができておりました。 北斎の作品は、小さいものも大変多いので、会場内もとにかく混んでおり、とても短い時間で見切れるボリュームではありませんでした。。。 |
葛飾北斎を名乗っていたのは、彼が46歳ごろ〜50歳ごろまでで、若いころからとにかく画号をコロコロ変えることでも有名だった北斎。 有名なシリーズといえば「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」。今や日本だけではなく世界的にも有名なシリーズでもあります。そして、それだけにはとどまらない彼の作品がこれでもか!!というボリュームで展示されていました。 |
今回は昨年逝去された永田生慈氏の膨大で貴重なコレクションを東京で見れる最後の機会でもあり、初めて公開された作品も多数あります。 今まで観たことがなかった作品もいっぱいあり、それらを見れば見るほど、北斎の描写力、観察力、想像力のすごさを改めて感じることができました。 たくさんの展示替えもあるとのことで、今回観れなかった作品をまた観る機会を持地帯なと思いました。 |
この展覧会のあと、永田コレクションは島根県のみで公開されるそうです。 北斎の作品を観るために島根を訪問するという楽しみが増えそうですね。 さて3月は、「ル・コルビュジェ」展を鑑賞いたします。 展示会場となる国立西洋美術館の基本設計をした建築家としても有名ですね。 近代建築の巨匠のひとりである彼の頭脳やその時代背景を垣間見れる展覧会を皆様と鑑賞したいと思います。 ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |