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過去の美術めぐり
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2018年9月22日(土) 東京都写真美術館「夢のかけら」展

美術めぐりでは、初めての訪問となる東京都写真美術館。芸術作品としての写真を観る場合、やはり日本で一番その数を有している美術館がこちらになりますね。

美術めぐりは、絵画作品を鑑賞する展覧会をセレクトする場合が多いですが、美術鑑賞は当然「絵画」だけではなく、「工芸」や「写真」「インスタレーション」、最近では「建築」などもその範疇に入ってきますね。

さまざまな美術鑑賞が楽しめるような「何か」を掴んでもらえたらいいなという思いで、絵画ジャンル以外の美術めぐりも計画しています。
今回は、初めて「写真」というジャンルで美術めぐりをしてみます。
カメラがとても身近な存在になった今、反面「写真」の価値、貴重さというものが遠のいてしまったような気さえします。
携帯電話についているカメラで撮ったものを「写真」という紙の状態にする人すら減ってしまっているんじゃないかとさえ思います。

では、美術館で展示されるような「写真作品」と私たちが普段撮影する「写真」。いったい何がどう違うんでしょうか??
今回は、「写真作品の見かた」をさまざまな方向性からレクチャーいただいた後、実際に作品を鑑賞して、「写真を観る」ことの面白さ、絵画作品と写真作品の違いなどをリアルに感じ取ることができました。

少し写真作品の見かたがわかると、本当に作品鑑賞が面白くなるものですね。
19世紀に登場したカメラという存在は、少なくとも画家たちにとっては大きな衝撃だったはずですね。
写真と絵画の関係、写真という道具が果たす役割、写真でなければできない表現。
そんなことが見えてくると、写真の鑑賞もとても楽しく深いものだと思いました。
「フィルムがあれば、データがあれば、同じものをいくらでも焼けるでしょ?」
という考えは、やはり写真作品には通用しないものなのですね!
写真とは言え、それは唯一無二の作品である。それは絵画と何ら変わりがない存在なんだということを改めて感じました。

さて次回は、ピエール・ボナール展を鑑賞いたします。
皆さまはこの画家、ご存知ですか??
今までの美術史上では、メインストリームに上がってくる画家ではないのかもしれません。
しかし、日本の影響を受け、「日本かぶれのナビ」という異名を持ったボナール。
私たち日本人は知っておきたい画家のひとりですね!!
ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。
                                       (ART TRANSIT事務局)
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