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2017年5月20日（土） 東京藝術大学大学美術館 「雪村ー奇想の誕生」展
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美術めぐりでは、あまり会期末に行くということは多くないのですが、今回は後期展示を観たいということやGWなどもあった関係で、最終日1日前というタイミングでの美術めぐりとなりました。 5月ですが、完全に夏日！ 上野からの距離が少しだけ恨めしい気持ちになりつつも、 素晴らしい雪村の作品を鑑賞いたします！ |
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まず、入館前にちょっと涼しげな木陰で、基本レクチャーを受けました。 雪村が活躍した時代背景や、水墨画都はどういったものか？など、鑑賞に必要な底辺をたっぷりと伺います。 どうしても画家ひとりにフォーカスが当たった展覧会の場合、その周辺の背景や歴史、絵画の潮流が見えてきづらい時があります。 美術史的にどんな変化の中の「ココ！」なのかがわかると、鑑賞の時、楽しむヒントがたくさんできて、かなり楽しかったりします。 |
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会場内は、やはり会期末とあってか、作品によっては混んでいるところもありましたが、じっくり一つ一つを鑑賞することが出来ました。 ご参加の会員さまより、今回の展示作品の中に、「観ていると眠くなると言われている作品がある」と教えていただき、その作品の前でじぃぃぃ〜としてみましたところ、確かに、眠くなる（というより、実際はぼぅーっとしてくる）感じで、ちょっと驚きました。 |
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改めて、雪村の水墨画の絵画センスは、当時ずば抜けていたんだろうな〜と思うものが多く、水墨画の世界の奥深さと面白さに、じっくりと見入ってしまう展覧会でした。 次回は、6月17日(土）東京都美術館 の「バベルの塔」展です。 ブリューゲルのバベルの塔は、人気ですよね。今回はそれをはじめとした16世紀ネーデルラントの作品たちを楽しく鑑賞したいと思います。 ぜひぜひご参加くださいませ♪皆様のご参加をお待ちしております！ （ART TRANSIT事務局） |
