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2017年2月18日(土) 三菱一号館美術館 「オルセーのナビ派」展

2月にしては、穏やかな陽気のこの日。
オルセーのナビ派展を鑑賞いたします。

オルセーとは、皆さんご存知のフランス・パリにある「オルセー美術館」。
この美術館が所蔵している「ナビ派」といわれる画家たちのコレクションを中心とした作品たちに出会える展覧会です。

ナビ派って・・・?すぐに「パッ」と思いつく人はかなりのアートファンかもしれません♪
ということで、今回も入館前にレクチャーを受けます。
ナビ派って?その前後の時代は?作風は?何を目指していたの?などをレクチャーいただきました。

19世紀後半のパリで、ゴーガンに影響を受けた若い画家たちが自らを「ナビ」と呼び前衛的な活動を行ったとされているそうです。。
「ナビ」とは、「預言者」の意だそうで、
「僕たちが美の新しい預言者なのだ〜」と、さまざまな活動を模索したということなのでしょうね。
展覧会に行くといつも感じることの一つに、どの時代の画家たちも、自分たちが「最先端」を行くとこれからの未来を信じてさまざまな活動をしているということです。

私たちはそれを「歴史」として知ることになるわけですが、どの時代の人たちも、今の私たちと同じように「これからの時代何ができるか?何が新しいのか?」を見えないなりに模索していたのだなと感じます。

そうみると、その苦悩やもがきに少し親近感を感じられたりしませんか?
ナビ派の作家たちの作品は、とても暖かく、時にアンニュイな、目には見えない人間の心の情感のようなものを感じます。色彩も独特な豊かさで、表面的ではない奥深き豊かさのようなものを感じました。
なんとなく「ほっこり」した、そんな鑑賞後の気分です。

次回はは、3月18日(土)国立新美術館の「ミュシャ」展です。
「ポスターのミュシャしか知らない」「よく聞くけどあんまりよく知らない」と言う方には、おススメですよ♪
ぜひぜひご参加くださいませ♪皆様のご参加をお待ちしております!               
                                       (ART TRANSIT事務局)
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