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2016年9月17日(土) 東京国立博物館「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」展
滋賀の櫟野寺ときいて、「あ~知ってる」という方はそんなに多くはないかもしれませんが、日本にはいろいろな地域に、素晴らしい仏像がいっぱいあります。 めったに公開しないというこの大観音が、東京国立博物館にて展覧会として開催されるとあって、一度は目にしておきたいとたくさんの方が鑑賞に訪れているようです。 小さい展示室に、これでもか!と言わんばかりの大観音のそのスケールの大きさに圧倒されそうになります。 |
鑑賞の事前学習として、今回は3連休の初日とあって参加者が少なかったこともあり、博物館内の椅子のあるところで、仏像についての基本レクチャーを受けました。 それぞれの時代の特徴と変遷。 仏像の観かたを簡単に教えていただきました! これでばっちりですね。 平安の秘仏ということで、平安時代の仏像とその前後の仏像の特徴の違いがどこにあるのか?などが理解できると、対面したときに見るべきところがわかるような気がします。 |
大観音だけでも、かなり見ごたえがあり、360度通してじっくり見られるのは、本当に貴重だと感じました。 お寺での鑑賞ではほぼ見ることができない「背面」も観れたのは、なんだか興奮しますね! それだけではなく、たくさんの仏像が展示されており、一つのお寺の仏さまをまとめてじっくり見られるという楽しさと奥深さが味わえる展示でした。 もっといろいろなお寺の仏像が知りたくなるな~という思いを胸に、展示室を後にしました。 |
東京国立博物館は、もちろん常設も見どころ満載ですので、少し余った時間で今常設展示されている仏像も鑑賞しました。制作された時代が違うと、仏像もこんなに違うのか?、仏師それぞれが持つ仏像の特徴などが見えたりして、時代違いの仏像を見てみる楽しさも理解できた気がします!! 次回の美術めぐりは国立新美術館「ダリ」展です! たくさんの作品がやってくるとのことですので、ダリを一度しっかり見てみたいという方にはお勧めですよ♪ 皆様のご参加をお待ちしております! (ART TRANSIT事務局) |