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2016年5月21日（土） 国立西洋美術館「カラヴァッジョ」展
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5月の美術めぐり当日を迎える数日前、国立西洋美術館を含む「ル・コルビジュの建築群」が、いよいよ世界遺産の諮問機関であるイコモスが登録がふさわしい旨を勧告したという報道があり、もしかしたら混雑するのでは？ と、若干の不安を抱えつつ、当日行ってみたら、この行列です・・・。 国立西洋美術館が、素晴らしい建築なのだということ、それを一目見ておきたいという人が、きっと足を運ばれているのでしょう。それにしてもすごい行列です。 敷地を出て、さらにずずずっとその列は続いておりました。 |
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そんなわけで、待ち合わせ場所が見えず、入れるかどうかもわからず、参加者の皆様には、ご迷惑をおかけしたりしました。 特別展示室で開催中の「カラヴァッジョ」展も、もちろん絵画好きの中ではかなり人気な画家のひとりです。 ドラマティックで短い人生を駆け抜けた彼の生きざま・画業、そしてカラヴァッジョの作品に感銘を受けた画家たち「カラヴァッジェスキ」と言われる画家の作品たちの見どころを、お話しいただいてから入場しました。 |
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会場内もとても混雑をしておりましたが、一つ一つの作品が比較的大きく、ゆったりと展示されていたところなどもあり、カラヴァッジョの世界観、カラヴァッジェスキの技巧などをじっくりと味わえたように思いました。 また当時のイタリアがもっていたであろう、なんとなく不安定な側面を、彼の作品はとてもリアルに伝えてくれるような気がしました。（もしかしたら、それは彼自身の不安感だけなのかもしれませんが・・・）。 |
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カラヴァッジョをじっくり観る機会は、とても貴重だなと思った展覧会でした！ 同じ時代でも、作家それぞれその世界をどのように見つめて表現しているかが違うので、興味深い部分がたくさんありますね。 次回の美術めぐりは国立新美術館「ルノワール｣展です！ 皆様のご参加をお待ちしております！ （ART TRANSIT事務局） |
