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2015年10月17日(土) 三菱一号館美術館「プラド美術館」展
こちらの美術館の中庭は、お手入れが届いていて、今まさに秋の美しい庭園となっていました。 秋の風情にぴったりなプラド美術館展が、今回の美術めぐりとなりました。 今回は、初めて国公立美術館外でのプラド美術館展の開催ということもあり、朝からたくさんの人がいらっしゃっていました。 |
今回は、大きな作品というよりも、比較的小さなキャンバスの作品が多いということで、 小さな作品の特徴や魅力について、ご解説いただきました。 そういう視点で作品を見ると、その時代が少し垣間見えてきて面白いですね。 時代背景などの知識は、なくても楽しめますが、ちょっと理解できるだけで、ぐっと作品たちが近く感じられるから不思議なものです。 |
会場内は混んでおり、小さい作品が多いこともあり、鑑賞時間としては少し長めに取っておいたほうが、楽しめる名という印象でした。 ゴヤやブリューゲル(2世)など、日本でも人気のある作家の作品も、やはり見ごたえがあり、また、美術館の雰囲気ともマッチしていて、タイムスリップできるような空気感もありました。 |
年明けまでやっている展覧会ですので、ぜひじっくり時間をかけてお出かけして欲しい展覧会です。 中世〜ルネサンスの時代あたりがお好きな方は、もうたまらない内容かと思います。 次回は、パナソニック汐留ミュージアムの「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」です。後期印象派といわれるゴーギャンとポン=タヴァンの画家たちを垣間見れる内容で、今から楽しみです♪ 鑑賞のきっかけを掴んだら、いつもよりも何倍も楽しい鑑賞の時間が過ごせる。 美術めぐりはそのような場であることを目指して毎月1回開催しております。 是非、一度ご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |