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過去の美術めぐり
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2015年9月26日(土) 東京都美術館「モネ」展

シルバーウィーク初日が、展覧会初日と重なったこの「モネ展」。シルバーウィーク中の混雑ぶりを目の当たりにしていたので、今回は入場にひやひやさせられました。

案の定、開館をいつもよりも早めにしていたようで、開館前の大行列に驚かされた次第です。

とはいえ、実際我々の入場時には、特に制限がかかっていることもなく、混雑しているとはいえ会的に見学ができました。
やはり、「モネ」の人気は、想像をはるかに超えたところにあるなぁ~というのが第一印象です。
それだけ、彼の作品は人種や性差・年齢をも超えて人々を魅了する何かがあるということなのでしょう。

今回は、パリにある「マルモッタン・モネ美術館」の所蔵作品ということで、モネの代表作のオンパレードというより、プライベート・コレクションならではの作品も多く、その分、モネという人の多様性やさまざまな変化などが感じられやすいような気がしました。
ちょうど《印象・日の出》の展示期間中とあって、あまりにも有名すぎるがゆえに気にとめてこなかったという人もあらためて鑑賞するいい機会となっているようです。

《印象・日の出》の展示期間が終了した後は、《三=ラザール駅》がやってきます。こちらもぜひ観たいですよね。

展示室内は混雑を想定されていたのか、幅が大きく取られており、近くで観ても、遠くから観ても楽しめる「印象派」ならではの作品鑑賞の楽しみをかなえてくれる快適な空間でした。
モネを今までたくさん観てきた人たちにとっても、今回の展覧会ではあらためて「モネ」の良さに驚かされたと仰っていましたし、モネは知っているけれど、今回の作品は観たことがないものが多かったので新鮮だった、というお声もありました。
美術マニアから、モネなら知っているから行ってみようかな―?という方まで、幅広く楽しめる展覧会でした。

次回は、三菱一号館美術館の「プラド美術館」展を楽しみたいと思います。

鑑賞のきっかけを掴んだら、いつもよりも何倍も楽しい鑑賞の時間が過ごせる。
美術めぐりはそのような場であることを目指して毎月1回開催しております。
是非、一度ご参加くださいませ。                     (ART TRANSIT事務局)
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