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2015年7月11日(土) 国立西洋美術館 「ボルドー展」
いきなり暑くなり、夏本番という日差しの中、国立西洋美術館で開催中のボルドー展を鑑賞いたしました。 ボルドーと言ったら、美術よりもワインを連想される方の方が多いと思いますが、そのボルドーという地域でどんな芸術が生まれ、育まれてきたのか? アートを通じて歴史を観てみる 今回の展覧会は、そんな展覧会内容となっているようです。 |
ボルドーという地域は、フランス、そしてヨーロッパの中でどの辺りの位置となり、交易の拠点としてどのような役割があり、そして芸術としてはどんなものが育まれてきたのか・・・。 そんなところを、解説いただき、いざ会場内に入りました。 スタートから60000年前のものが展示されており、その歴史の長さ・古さに驚きつつも、当時の人間の技巧の上手さに驚きつつ鑑賞を進めて行きました。 |
美術展とはいえ、博物館的な展示物の数々に見入ってしまうと、それはそれでとても楽しく、いくら時間があっても足りないな・・と思うほどの展示物の量です。 鑑賞を進むにつれ、13世紀・14世紀あたりになると、もはや「最近」のモノだと思ってしまうほど、長い歴史を振り返る内容です。 後半、絵画作品が多く出てきて、ほっと安らぐような感覚にもなり、あっという間の2時間となりました。 歴史が好きな方は、2時間では足りない、そんな内容ではないでしょうか? ミュージアムショップでは、ボルドーのセレクトワインがたくさん置いてありました。ボルドー、ボルドーと文字を観ていたら、それはボルドーワインを飲みたくなりますよね♪ |
新しいアートの視点という意味ではとても充実した内容でした! 次回は、東京藝術大学美術館の「うらめしや〜」展を鑑賞いたします。夏に幽霊画を味わってみませんか? 鑑賞のきっかけを掴んだら、いつもよりも何倍も楽しい鑑賞の時間が過ごせる。 美術めぐりはそのような場であることを目指して毎月1回開催しております。 是非、一度ご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |