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2015年5月16日(土) 国立西洋美術館 「グエルチーノ展」
黄金週間を過ぎたというのに、上野駅を降りれば、人・人・人。更に構内のチケットカウンターにも行列が。 一体どうしたことかと思えば、東京国立博物館で開催中の「鳥獣戯画」展へ向かう人々の列だったようです。 そんな中、今日私達の美術めぐりは、西洋美術、しかもバロック時代の画家「グエルチーノ」展を国立西洋美術館にて開催いたしました。 |
グエルチーノという画家の名前。 はじめて聞いたという方もいらっしゃったのではないでしょうか? イタリアのボローニャの近くで生まれた画家で、バロック時代に活躍しました。 美術めぐりのはじめに、バロックという時代はどんな時代だったのか?などを丁寧にご解説いただき、いよいよ会場へ向かいました。 |
作品点数がすごく多いという内容の展覧会ではありませんでしたが、ひとつひとつが後半になるにつれ大きな作品となり、絵の前にたつと、その世界の中にググッと引き込まれる錯覚を抱くものも多くありました。 それだけ、ひとつの絵にたくさんの思いが込められているのかもしれません。 丁寧なキャプションも、読み応えがあり、更にひとつひとつの作品を興味深く鑑賞出来ました。 |
国立西洋美術館は、常設展もとても見応えがある美術館です。 企画展のチケット1枚で両方見れるので、是非コレクション展も観ておきたいところですね。 企画展にちなんだミュージアムショップの商品も充実していました。 イタリア・バロックがお好きな人は、ぜひお出かけしてみてください♪ |
次回は、国立新美術館で開催中の「マグリット展」を鑑賞いたします。 バロック時代から一気にシュル・レアリスムの時代へと駆け上がります。 マグリットを感じてみたい方、是非、一度ご参加くださいませ。 (ART TRANSIT事務局) |