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イベント案内

過去の美術めぐり
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2015年4月17日(金) 東京ステーションギャラリー「ピカソと20世紀美術展」

美術館の夜間開館時間を利用しての美術めぐりは、昨年の12月に続いて2度目となります。

今回は、お仕事が終わっても駆けつけやすい場所として、ここ以上に便利なところもないだろう、、ということで、東京ステーションギャラリーの「ピカソと20世紀美術展」を鑑賞いたします。

土曜日の美術めぐりと違い1時間30分の短い鑑賞時間となりますが、その分濃い時間を過ごせそうです。
美術館に入る前に、基本的なレクチャーをいただきました。
ピカソが活躍した20世紀美術といわれるこの時代には、もうたくさんのエリアでたくさんの画家が、それぞれ自分のアイディンティティや技術などを模索し、新しい芸術・作品が生まれまくった時代です。

もちろんこの辺りの時代は、美術だけではなく社会・世界・生活もイロイロと劇的に変化があったのでしょうね。

今になってから整理して学ぼうとすると、たくさんの「●●派」があったり、聞きなれない用語がてんこ盛りだったりと、その言葉の多さ・難しさゆえに敬遠されがちでもあります。
今回の展覧会は、それをすっきりとまとめて、解りやすく展示されており、またどれもこれも秀逸な作品が多いので、20世紀美術をもうちょっと理解したいなぁ~という方には、ほんとうにおススメの展覧会でした。

どのようにこの時代の芸術活動が発展していったのか?が解りやすく展示されています。
またそれぞれの特徴的な作家・作品が一堂に展示されているので、教科書的な展覧会ですが、本当に楽しく鑑賞出来ました。


東京ステーションギャラリーの展示室の出口は、ちょうど東京駅丸の内の北口の2階にあたります。

展示室の出口から、ミュージアムショップまで移動する回廊からは、改装してきれいになった東京駅のドームなどが見れますよ。
下に行き交うたくさんの人々を眺めつつ、上のドームを見るのもなかなか楽しいですね。

駅の風景は、なかなかドラマティックなモノがあります。

また展示室内や展示室を移動する階段の壁も昔の東京駅のレンガの壁をそのまま残しており、ホワイトキューブで鑑賞する展覧会とはまた違った魅力があります。

今回のような20世紀美術は、レンガの壁に展示されていると印象がまったく異なるので、それも面白いと思いました。

夜の美術めぐりは、また開催したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
           (ART TRANSIT事務局)


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