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過去の美術めぐり
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2014年12月13日(土) 国立西洋美術館常設展 「キリスト教絵画」

なんとなんと、この日は無料鑑賞の日だったんです。
ご参加の皆さまラッキーでした。

国立西洋美術館は、常設展とはいえ素晴らしい作品がたくさんあるんですよ。
ついつい「特別展」にばかり出かけがちではありますが、日本という国が持っている素晴らしい美術作品の数々を展示しているところが各種美術館の「常設展」です。

是非常設展も心行くまで楽しんで欲しいと願っております。
クリスマスも近いということで、今回は国立西洋美術館の作品の中でも特に「キリスト教絵画」に焦点をあてて鑑賞していきました。
まずは、国立西洋美術館の常設展会場に入ったところにある素晴らしい空間についての説明をいただきました。

設計者がどのようなことを考え、このような造りになったのか?ということに思いを馳せると、同じところを歩くだけでもぜんぜんその趣が変わります。

この日はとても天気がよかったので、光の差し込み方もとても素敵でしたね。
作品の前では、一つ一つの作品のベースとなる聖書の物語、「旧約聖書」や「新約聖書」などの全体のストーリーや描かれている部分についての細かいストーリーやそれが意味するものなどについてのお話を聞きながら、じっくりと鑑賞しました。

ひとつの作品の前で、10分、15分とお話を聞きながらその時代に思いを馳せると、その作品がキリスト教としてどんな意味を持っているのかが、リアルに感じられるような気がしました。
その時代、キリスト教の教えを絵画というものにすることによって、さまざまな人たちがその意味を知ることに役立ったのだろうと感じます。
そして、同じ主題でも描く人たちによって、その表現が違い、繊細な部分に強烈なメッセージがこめられたりするところも、鑑賞の醍醐味のひとつなのではないでしょうか?
2014年の土曜日の美術めぐりは今回がラストでした。
清々しい気持ちで美術館を出ることが出来たのは、やはり宗教絵画を鑑賞して心が洗われたからのでしょうか?

2015年も美術めぐりは続きます。

1月は、初訪問となる横浜美術館で開催中の「ホイッスラー」展を鑑賞いたします。

ご興味ある方は、是非一度ご参加くださいませ♪

                                       (ART TRANSIT事務局)

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