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2014年10月11日(土) 東京国立近代美術館「菱田春草」展
2週連続の台風が近寄っているという3連休の初日の開催となりました。のろのろ運転の台風のお陰で、日も少し差し込む程度の天気の中美術めぐりをスタートいたしました。 今回は、2014年の美術めぐりでは久々の「日本美術」の回となり、東京国立近代美術館の菱田春草展です。 開始までの間、参加いただいた方々と色々とお話させていただいて気づいたことは、やはり日本美術については、「好きだし、もっと知りたいけど、よくわからない」 とお考えの方がとても多いということ。 |
せっかくなので解説を受けて鑑賞したらもっと楽しさがわかるかも?という期待を抱きながらご参加いただけた方が多かったように感じました。 なぜかとっつきづらい印象のある日本美術ではありますが、そのきっかけの扉を開け、奥深くて楽しい日本美術の鑑賞にどんどん出かけていただけたら嬉しいなと思っております。 |
会場入り口近くで、丁寧な鑑賞の手ほどきを受けました。 菱田春草が生きた時代の日本美術の世界は、雨後の竹の子のようにさまざまな活動をした作家たちが出てきていました。そこを丁寧に整理してお話いただいたことで、その後の鑑賞をすっきりと楽しんでいただいていたように思います。 何よりも驚きだったのは、この日会場内が激混みだったこと。 台風が近づいているということもあり、この日にお出かけされた方が多かったのか?!はたまた、菱田春草という画家の人気はすごいのか?! |
短い人生の中で、思ったよりも沢山の作品を残したんだなぁ〜という感想を持って、会場を出られた方も多かったようです。 作品の「何」を観れば楽しめるのか?を予めお話を聞いてから鑑賞できたので、とても楽しめました。。。というお声も。 日本美術の世界の面白さ、特に近代の作家さんたちの試みや心意気に触れる楽しさを体感いただけたのではないかなと思っております。 |
美術めぐり自体のイベント終了後、ほとんどの方が、その上の階の常設展にお出かけされました。 せっかく東京国立近代美術館に来たのでしたら、常設展を鑑賞するのも外せないですよね。。。 同時代のほかの作家さんの作品を鑑賞できるので、より「菱田春草」の作品の特徴を体感できることにもつながりますね。。。常設展と特別展、一挙両得ですね♪ |
次回美術めぐりは汐留パナソニックミュージアムの「ジョルジュ・デ・キリコ」展です。 (ART TRANSIT事務局) |