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2013年8月17日(土) 三菱一号館美術館「浮世絵Floating World」
酷暑といってもよいほどの今年の夏。そして都会の熱は朝だからといっても冷める気配もなく・・・。 美術館入り口の緑たちに幾分救われた気持ちになりながら、10時の開館に合わせて美術めぐりをスタートいたしました。 「浮世絵Floating World」は3期に分かれて開催されており、私たちはその3期を見学しました。 さてさて?どんな印象でしょうか? |
明治期の浮世絵をたくさん見るということが、今まであまりなかったので、とても新鮮に鑑賞しました。 小林清親の浮世絵は、やっぱり素敵でした。。。 国が開けて、日本がある意味で勢いづいていた頃をしっかりと記録するかのごとく、正確な地図のような浮世絵があったり、生活風俗が垣間見れるような浮世絵があったりと。 浮世絵というものが、当時のジャーナリズムの一端をになっていたかのような作品たちは、細部がとても面白く、鑑賞していて飽きなかったです。 浮世絵は、彫し師や刷り師など、たくさんの力を集結しないと生まれない作品なので、やはり出来上がったものは力強さを感じます。もっといろいろな作品を観てみたいと言う欲求がふつふつと湧き上がるそんな展覧会でした。 |