ARTをキーワードに集う社会人サークル

2013年よりスタートする「美術めぐり」。

第1回となる今回は森美術館で行われています「会田誠　天才でごめんなさい」展を鑑賞することになりました。

美術めぐりは、アートナビゲーターが中心となって皆さまにアート作品のよさを伝えていただきながら、みんなで楽しく鑑賞していきましょうという内容です。

毎月第2または、第3の土曜日の午前中に開催していく予定です。自分で行こうと思っている展覧会ではないものこそこういったイベントを通して鑑賞して行きたいですよね。

さて、この会田誠展ですが、非常に楽しみにしていると言っておられた方が多かったのですが、よくよく話を聞いてみると、怖いもの見たさ的な意味合いが強いのかな？という印象を受けました。

彼の作品は、好き嫌いがはっきりしているように思いますが、果たして鑑賞後の印象派どうなっているでしょうか？

これだけ彼の作品を一気に見る機会というのもなかったですので、じっくりと鑑賞して行きたいですね。。。

2時間という時間では足りないほどの作品数。そして、一つ一つの作品のクオリティの高さ。作品を見ながらああだこうだといいながら楽しめる作品のいろいろ。

一人の作家の展覧会であるはずなのに、たくさんの作家の作品を鑑賞しているかのような、彼の懐の深さというか、想像力の豊かさというか、そんなものに、皆さん翻弄されていながらも、それぞれに楽しんでいる感じがしました。

とにもかくにも、会田誠氏はとにかく絵が上手い。
それだけは、みんなで深くうなづくところでした。

そして、上手いだけでは終わらないのも彼の作品の面白さなのでしょう。

展覧会の終わりあたりにあった18禁部屋から出てくるみなさまのなんとも微妙な表情を見ていたら、会田誠氏の作品は人間が持つ、特に人間くさいところを引き出してくれる、引き出されてしまう、そんな作品なのかもしれないな〜と思いました。

会田誠展、思った以上に良かったとご参加の皆さまも仰っていました。また、皆さまで鑑賞できる機会があればいいなと思いました。

次回はブリジストン美術館に、美術めぐりにいきたいと思います。