ARTをキーワードに集う社会人サークル

シーギリヤ・ロック。
スリランカの代表的な世界遺産のひとつです。
孤独な王がこの上に自分の都を作ったそうです。
この断崖絶壁の岩に階段が作られていて、そこを上って頂上に向かうのですが、その階段はなんと1200段！！
参加者の皆さんは、前夜から「登れるだろうか？」とドキドキ。ちょっと早めにいったほうがよいかも？というガイドさんの助言もあり、朝8時30分より登り始めましたが、無事に全員登頂成功！
中腹にある「シーギリア・レディ」と言われるフレスコ画も堪能しました。
なぜか病み付きになってしまう、そんな場所です。

ダンブッラ石窟寺院。
石窟の中に、こんなにたくさんの仏像があり、また超人的な壁画があり・・・と、驚かされまくった寺院です。

ヒヤッと裸足で石の上を歩く気持ちよさとともに、第1窟から順番に見て回りました。
石を切り出しながら造ったを言われるたくさんの仏像たちが素晴らしく、どれだけ長い間この中で私たち人間を見つめてきたのかなー？と、ふと仏像の気持ちになってみたり。

スリランカの人々の仏教信仰は、それはそれは敬虔で、祈っている姿は神々しささえ感じるほどでした。
日本人として、何か忘れてしまっているものをふと思い出させてくれる、そんな時間を多く過ごしたような気がします。

仏歯寺。
スリランカの古都・キャンディにある、仏陀の歯（仏舎利）が納められているというお寺。
皆さん白のお洋服で入場しました。一応しきたりは守りたいですものね。

仏舎利は1日に何回か見ることができるそうなのですが、我々は18時30分の回に並んでみました。
わずかですが、輝く仏舎利を見ることができました。

このお寺の作りも美しく、そして参拝にこられているスリランカの人々の祈りの美しさに夜もふけていくのでした。

ジェフリー・バワ建築
アヴァニ・カルタラ・リゾート・ホテル
今回のツアーは、どのホテルもデラックスクラス級でしたが、正直スリランカのホテルの質の高さ・サービスの良さに驚きました。

ここは、カルタラと言う地区の入り江の突端に位置するホテルで、ホテルの右も左も海というか、水に囲まれたのんびりしたところでした。

スリランカを代表する建築家・ジェフリー･バワが設計したこのホテルは、細部にまで気を使っていて、とても心地が良いホテルでした。まわりの環境を活かした、屋内と屋外をつなぐさりげない演出の連続に驚きまくりのホテルでした。

スリランカの食事は、もちろんカレー。

しかし、日本のカレーライスとは異なり、さまざまな味付けや素材をスパイスで煮込んだり、炒めたりしたものをご飯の上に適量ずつのせていて、手で混ぜながら食すといった感じなんです。

スリランカでは、「医食同源」の考え方が根付いており、食べ物にとても気を使っている感じがしました。

普段自分たちが食べているもの、改めて意識してみるのも良いかもしれないですね。

今回のツアーでは、素晴らしいガイドさん、運転手さん、ヘルパーさんに引率いただき、何から何まで快適に過ごせました。

ツアープラン以外のことでも、いろいろなものを見せよう・味わってもらおうと、限りある時間を最大限に活かしてくださいました。その分、少しでもスケジュール通りにといつも運転手さんが頑張ってくださってたので、申し訳ないなーという気もちも。

そんな思いやりをいっぱい受けながら、我々一行は、本当にハッピーな旅となり、スリランカを後にしました。

また、いつか絶対に行きたいスリランカ。
まだ行ったことない方は、ぜひお出かけくださいね。